大阪王将の「無限ループカレー」がクセ強なネタ商品かと思いきや、味が途中で変わる不思議なカレーだった
以前、当サイトでお伝えしたように大阪王将の一部店舗ではカレーを提供している。中華チェーンがカレーを出す。一瞬なんのこっちゃ分からなくなるような情報であるが、大阪王将は今でもなおカレーに対する手を緩めていないらしい。
こういうのも、2025年3月より全国の量販店にて「無限ループカレー」という名のレトルトカレーを販売開始したのだ。無限……ループ……!?
・意識高そうなカレー
名前のクセが強いだけにネタ商品かと思いきや、どうやら大阪王将は本気らしい。
というのも、大阪王将いわく「お店の味を家庭でも楽しめる常温商品にした」そうで……しかもしかも……!
同商品は食品添加物としての調味料・着色料・香料・甘味料・発色剤を使っておらず、なかなか意識の高いカレーになっているのだ。
また、20種類以上のスパイスとフルーツをじっくり煮込んだ甘さと辛さも特徴とのことで普通に期待できそう。これは本当に「無限ループ」させてくれるかもしれない。
・実食
それではどんなもんか食べてみよう。レトルトなのでお湯or電子レンジどちらでも作れて、あとは白米とドッキングするだけで完成だ。
ものの数分で出来上がったのがこちらなのだが、第一印象はぶっちゃけ「えっ!?」だった。
このカレーって……
具なし……!?
そう思うくらい具が見当たらずにルウはサラサラ。よく見ると細かい野菜みたいなのがあるも、ゴロゴロ系のカレーに比べたら何も入っていないに等しかった。
ただ、そういうカレーもあるし、すべては食べてからであろう。ちなみに無限カレーの特徴は「ひとくち目で甘さが広がり、ふたくち目で感じる辛さ、さんくち目からわかる美味しさ」らしい。
そんなに味がコロコロ変わることってあるんかいな? なんて疑ってしまったが……
なかなかどうしてそう感じてしまう自分がいたからビビった。甘さが最初に来るため辛さはそうでもない……と思った次の瞬間に辛さが滑り込んでくるのである。
でもって、そしてそのすべてを白米が受け止めてくれると美味しさが滲み出す。辛さ的にはじわじわと汗をかくようなレベルで、辛いものが苦手じゃない人ならばそれなりに大丈夫だろう。
・使えるレトルト
これが321円だというのを考えるとアリもアリだった大阪王将のレトルトカレー。今回購入した商品だと賞味期限は2027年1月までと保存も効くし、家に1つあれば何かと活躍してくれそうだった(無限ループするかはおいといて)。
余談だが、大阪王将のカレーは炒飯にぶっかけるスタイルもできてしまう。それにならって家でカレー炒飯をやるもよし、何ならさらなるメニューを冒険してみるのも楽しいかも!
参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.