釣りボートがエンジンかからず救助要請 上越市の鳥ヶ首岬沖
上越海上保安署によると、2025年9月6日午後8時半頃、新潟県上越市の鳥ヶ首岬沖で釣りをしていたプレジャーボートから「エンジンがかからなくなったので救助してほしい」という旨の118番通報があった。同署の巡視艇たつぎりが出動したが、ボートが復旧したため自力で航行して岸に戻った。
《画像:救助要請したボート(上越海上保安署提供)》
ボートには本県と長野県の30〜60代の男女4人が乗っていた。午後4時にマリーナ上越から出航し、午後8時頃に鳥ヶ首灯台から北東に8.4kmの沖合で釣りの場所を移動しようとしたところ、エンジンがかからなくなり通報した。出動したたつぎりの乗組員がボートを調査し、エンジンの緊急停止装置が外れていることに気付き、元に戻したところエンジンが復旧。たつぎりが伴走警戒する中、ボートは自力で航行し、翌7日午前0時にマリーナ上越に到着した。乗っていた4人にけがはなかった。
ボートは長さ6.27m、幅1.58m。当時の天候は晴れで、南東の風6m、風浪0.5m、うねり0.5mだった。
救助要請した大体の位置