「加湿器」のカリカリ汚れを効率的に落とす“6つの手順”→「簡単!」「この冬掃除してなかった…」
乾燥が気になると、加湿器が欠かせません。汚れが気になっていても、そのままにしていませんか? 今回は、ライオンケミカル株式会社の方に「クエン酸を使った加湿器の掃除方法」を教えていただきました。
教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
水あかやカルキ汚れには「クエン酸」が役に立つ
加湿器を使っていると、水あかやカルキ汚れが蓄積されます。そのまま放置していては、加湿器の性能の低下や衛生面が心配。そんなときは、クエン酸が役に立ちます。クエン酸は手軽に購入できるので、汚れが気になるときはすぐに掃除ができます。
クエン酸を使った加湿器の掃除方法
用意するモノ
・乾いた柔らかい布
・タオル
・掃除機
・水(またはぬるま湯)
・クエン酸
・バケツ
・柔らかいブラシ
・ゴム手袋
準備
掃除を行う前に、加湿器の電源を切り、コンセントを抜きます。ゴム手袋を着用してから、掃除を行いましょう。
手順1.ホコリを取る
乾いた柔らかい布で加湿器の本体の外側を拭きます。細かい溝やすき間に入ったホコリは、掃除機の細いノズルを使うのが効果的です。外側のホコリを取ることで、加湿器の内部の掃除がスムーズになります。
手順2.パーツを水洗いする
加湿器を分解して、水洗いをして大丈夫なパーツを水洗いします。
※水洗いが可能なパーツは、通常、水タンクや加湿フィルター、トレイなどです。無理やりパーツを取り外すのはやめましょう。
手順3.クエン酸水を作る
バケツに水1Lに対して、クエン酸大さじ1杯(15g程度)の割合で溶かし、クエン酸水を作ります。ぬるま湯を使うとスムーズにクエン酸が溶けるのでおすすめです。
※クエン酸の濃度が高いと、加湿器のパーツを傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。
手順4.パーツを30分~1時間つけ置きする
クエン酸水が入ったバケツの中に、水洗いをした加湿器のパーツを入れて、30分~1時間程度つけ置きをします。つけ置きをすることで、クエン酸がパーツについた汚れを浮かせて、分解してくれます。パーツの隅々までクエン酸水が行き渡るように、パーツが浮いてこないように、おもしを使用するのもいいでしょう。
※つけ置き時間はしっかり守りましょう。
手順5.ブラシでこすり洗いをする
つけ置きをした後、柔らかいブラシを使って、細かい部分の汚れを丁寧に洗っていきます。水あかやカルキ汚れがたまりやすい部分を念入りに洗いましょう。
手順6.水ですすいでタオルで拭き取る
こすり洗いをしたパーツを、水でよくすすぎましょう。クエン酸が残ったままでは悪臭や雑菌の原因にもなるため、隅々まで洗い流しましょう。汚れが残らなくなるまで丁寧に洗い流します。
洗い終えたパーツは、清潔なタオルで水気を拭き取ります。水気を拭き取ったあとは、風通しのいい場所に放置をして、乾燥させます。しっかりと乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができます。パーツがしっかりと乾燥したら、加湿器を元通りに組み立てましょう。
効率的に掃除ができる
加湿器に蓄積した水あかやカルキ汚れは、クエン酸で効率的に掃除ができます。クエン酸を活用し、清潔で快適な空間を保ちましょう。
ayako/ライター