板宿にNEWオープン!『げんすけ』の無添加腸活カレーで夏を元気に乗り切る 神戸市
「夏になったらいつにも増してカレーが恋しくなる」というのはきっと私だけじゃないはず!板宿にスパイスカレーのお店『げんすけカレー』(神戸市須磨区)がオープンしたと聞いて、さっそく行ってきました。
ブルーの枠の扉を開けると、笑顔で手を振る人の姿が。「あれ?私初めて来たけど、どこかでお会いしたかな…」
「あー!」板宿にある日本料理店『山葵』の奥様ではありませんか。日本料理とカレー、結びつきませんでした。「私、カレーが大好きで」とのこと、カレー好きが高じて『げんすけカレー』を開店するに至ったそうです。
『山葵』の姉妹店として6月29日にオープンした同店。オーナーの宮元さんと、お母さん&お義母さんによる手作りカレーがいただけます。
お母さんたちは、なんとお二人とも80代!お元気です。「まだまだ元気な母たちの活躍の場を設けたくて」と宮元さん。お洒落なエプロンをつけて笑顔で接客されるお母さんたちの姿を見ると、パワーがもらえます。
同店のカレーは“無添加腸活カレー”。余計なものは加えず、野菜や牛すじをスパイスとともにステンレスの無水鍋を使ってじっくり煮込むことで、旨みたっぷりのカレーに仕上がるそうです。
調味料にもこだわりあり。国産の天然塩や木樽醸造法で作られた醤油を使用。日本料理店でも使用されている「麹」も積極的に使われています。
贅沢にも神戸牛の牛すじがたっぷり入ったカレー。じんわり辛い!スパイスの辛みの中に、野菜の優しい甘さも感じます。小麦粉が使われていないのでサラッとした感じ。自然なとろみです。牛すじはとろりと柔らかいのですが、繊維が壊れていないので歯応えも楽しむことができます。
ご飯は「寝かせ玄米」です。炊いてから数日間寝かせるという発酵玄米は、噛むともちもちとしてほんのり甘みを感じます。普通の玄米よりも消化に良く、栄養価も高いのだそう。よく噛んで味わうことでおなかも満足しやすく、食べ過ぎも防げるのだとか。
「ここのカレーを食べた後は眠くならない」と、在宅ワークの合間に食べに来る人もいるそうです。
セットの「鶏ハムサラダ」は、自家製ドレッシングが絶品です。人参たっぷりのノンオイルドレッシングは酸味が絶妙。これさえあれば野菜がいくらでも食べられそうです。鶏ハムは胸肉と思えないほどの柔らかさ。カレーに+200円(税込)でセットにできますよ。
「学校の多い地域なので、学生さんなど若い方にもぜひお越しいただきたいです」と宮元さん。「もちろん、年配の方も。皆さんの集いの場となれば」とにっこり。今はカレーのみですが、今後、カフェメニューを追加することも考えられているそうですよ。
腸活カレーを食べてじんわり汗をかいて、涼しい店内でクールダウン。あれ、なんだかスッキリしたような?暑い夏を乗り切るのにやっぱりカレーは欠かせない!と改めて思った筆者でした。
場所
げんすけカレー
(神戸市須磨区権現町1-4-16)
営業時間
11:00~15:00
定休日
不定休 ※公式Instagramでお知らせあり
オープン日
2025年6月29日(日)