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U-NEXT韓ドラ「ぶっちゃけ何観る?」新作ラインナップ5選「本国成績表」

Danmee

tvN『愛は一本橋で』主演チュ・ジフン ©Danmee

2020年頃から日本では、韓国ドラマをVODで視聴する人が急増した。

きっかけはNetflix(ネットフリックス)。大ヒット作『梨泰院クラス』(JTBC/2020)と、『愛の不時着』(tvN/2019)が配信されたことで急激に普及した。

その他、2023年には『ムービング』(Disney+/2023)を世に送り出したDisney+(ディズニープラス)が同作の成功により、以前にも増して脚光を浴びることに。

そして昨年は、『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)が大当たりし、独占配信したU-NEXTが存在感を発揮した。韓ドラファンの間では大手サービスに劣らないVODの1つとして親しまれている。

最新作を積極的に取り扱うなど、見放題作品数No1を誇るU-NEXT。ラインナップが多いだけに、作品選びに迷っている人は多いのではないだろうか。そこで本記事では、ぶっちゃけどれが面白いのか、新作の韓国ドラマに限定して本国における成績表を視聴率とドラマファンの評価で紹介する。

(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人

オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生- (JTBC/2024)

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は、現在放送中の話題の時代劇。現時点での自己最高視聴率は最新話である第10話の11.1%だ。

史劇の定番である宮廷内の物語ではなく、奴婢(ヌヒ)と庶民にスポットを当てた斬新なストーリーと、イム・ジヨンをはじめとする出演者の好演が好評を得て、4.2%でスタートして以後、放送回を重ねるごとにほぼ右肩上がりで推移している。

本記事で紹介する作品のなかでは、今のところ最も高視聴率。時代劇好きなら押さえておきたい1作だ。

●キャスト:イム・ジヨン、チュ・ヨンウ、ヨヌ、キム・ジェウォン、ソン・ドンイル 他

ナミブ ―砂漠と海の夢― (Genie TV, ENA/2024)

『ナミブ ―砂漠と海の夢―』は、全12話中、第6話まで放送が終了しているスター誕生プロジェクトを描いたヒューマンドラマ。現時点での最高視聴率は第6話の2.4%だ。

数字を持っていないと言われているテレビ局で放送されているのが影響してか、好成績とはいえないが、主演を務めるベテラン女優コ・ヒョンジョンの演技に対するドラマファンの評価は高い。

また、若手イケメン俳優リョウンの活躍も熱い視線を浴びており、パニック障害を抱える難しい役を繊細な演技で描き出し、視聴者のドラマへの没入度を高めていると称賛されている。

●キャスト:コ・ヒョンジョン、リョウン、ユン・サンヒョン、イ・ジヌ、イ・スンジュン 他

愛は一本橋で (tvN/2024)

『愛は一本橋で』は、昨年成功裏に幕を閉じたロマンチックコメディー。最高視聴率は最終回の6.5%だった。

残念ながら2桁台には届かなかったが、前出の『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』や人気シリーズ『熱血司祭2』(SBS/2024)、『その電話が鳴るとき』(MBC/2024)など、強豪と放送曜日・時間帯が重なった点を鑑みると大健闘と言っても過言ではない成績だ。

18年ぶりに再会した男女が、反発し合いながらも次第に距離を縮めていくラブコメ鉄板の設定と、それを抜群の演技力で描き出したチュ・ジフン&チョン・ユミ。ド定番のロマンスもので、トキメキたい人におすすめだ。

●キャスト:チュ・ジフン、チョン・ユミ、イ・シウ 他

結婚してYOU (チャンネルA/2024)

『結婚してYOU』は、去る12月15日に最終話を迎えたロマンチックコメディー。最高視聴率は1.1%だった。全10話中、合計7話が0%台で、それ以外が1%台というやや残念な成績。

しかし、同作の放送局であるチャンネルAが、1%を超える視聴率を獲得したのは約1年ぶりのこと。土・日枠だけでみると、なんと約12年ぶりで、数字を持っている他局で放送されていたら、異なる結果となっていたかもしれない。

事実、コミカルとシリアスを行き来する演技に加え、温かみのあるキャラクターを描き出した主演イ・イギョンの活躍が高く評価されており、感動と笑い、そして癒しを得たい人にぴったりな作品となっている。

●キャスト:イ・イギョン、チョ・スミン、ク・ジュネ、チ・イス、キム・ミリョ 他

仮釈放審査官 イ・ハンシン (tvN/2024)

『仮釈放審査官 イ・ハンシン』は、昨年12月24日に惜しまれつつ最終話を迎えたサスペンスコメディー。最高視聴率は、第10話の6.5%だった。

tvNの月・火ドラマのなかでは、昨年の人気作『私の夫と結婚して』(tvN/2024)以後、現在人気沸騰中の『元敬』(tvN/2025)に次いで高い数字を獲得した作品。

仮釈放審査官という新鮮な素材を用い、多種多様な犯罪事件を扱ったストーリーと、奇想天外な方法で正義を実現する主人公の痛快劇、コ・スやユリ(SNSD)など、役者陣の熱演が成功要因になったと言われている。

●キャスト:コ・ス、クォン・ユリ、ペク・ジウォン、イ・ハクジュ、ソン・ヨンチャン 他

(ライター/西谷瀬里)

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