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「あした辞める」落語家・春風亭一蔵が転職を告げた女性社長から言われた言葉とは?

文化放送

落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 1月10日の放送では、一蔵が気になる様々なニュースをお伝えした。

水谷「一蔵さんが今日取り上げるニュースは何でしょうか?」

一蔵「僕が気になったのは、9連休明けで退職代行の依頼が250件を超えたというニュースです。お正月休み明けで仕事を辞めちゃう人が結構いて、それを自分で言わずに代行さんに頼むというね。これも時代なんだと思うんですけれども…。僕は落語家になる前にトラックドライバーをしていましたけど、弟子入りしたくて「あした辞めます」って社長に言ったんですよ。女社長で僕が20歳になる頃から可愛がってくれた方で、僕は本名の吉田くんって呼ばれてたんですね。その人が「吉田くん、大人ってそんな簡単に辞められないから、しっかりしなさい。一ヶ月間ちゃんと引き継いで辞めなさい。そんなこともできないんだったら、落語家さんになったってうまくいかないよ」って言われたんですよ」

水谷「それは、すごくいい社長ですね。素晴らしい」

一蔵「僕は尖っていた時期なので「俺の人生でこれで狂ったら責任持ってんのかよ?」みたいに社長と散々喧嘩して。「いい形で辞めるってことは人として大事だから、そうしなさい。こんな喧嘩別れみたいに辞めるんじゃなくて勤め上げなさい」って言われて、結局、前座修業中も挨拶したり、僕の口座を社長が見にきてくれたりして。修行が終わって手ぬぐいが染められる『二ツ目』になって、社長に「あの時ちゃんと辞められてよかったです。『二ツ目』に昇進しました」って手ぬぐいを渡したら、もう泣いて喜んでくれて」

水谷「やー…」

一蔵「その社長が最後に「頑張って『3つ目』になるのよ」って。それはないのよ、次は『真打』だから」

水谷(笑)

一蔵「というのがあったんで、今の時代ですから、これは致し方ないと思うんですけど、辞める時はちゃんと自分で区切りをつける。これが僕は大事なことだと思います」

水谷「そうですね。その後にも影響しますものね。そのとおりだと思います」

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