東京湾LTアジ釣りでマアジ113匹手中【千葉・こなや丸】好ゲストにクロダイ登場
美味しいアジが食べたい!ということで、かる~く東京湾のLTアジ釣りに出かけてきました。当日は小型が多かったものの、どのポイントも入れ食い状態!痛恨?の束釣りをやっちゃった1日をレポートします。
東京湾のLTアジ釣り
東京湾の船から狙う釣り物といえば、アジ、シロギス、マダイ、アナゴ、タチウオ、シーバス、マゴチ、マダコ、スミイカ。マイナーな所ではサワラ、イシモチ、イイダコ、等々。一言、よりどりみどりです。
中でもよりメジャーな釣り物といえば、年間を通して安定釣果が見込めるアジといえるでしょう。そんな東京湾の船釣りを代表するアジ釣りは、多くのポイントで水深が浅く、LTタックルで狙うことができるのも大きな特徴。
ポイントが近いので半日船やショート船も充実しており、「かる~く食材確保にいこうかな」なんて時にはうってつけ。そんな東京湾アジが爆釣との知らせを受け、友人を誘い「秋の食材確保」に行ってきました。
朝イチは海ほたる前で入れ食い
千葉袖ヶ浦のこなや丸に5時ちょい前に到着。受付を済ませ、仕掛けも同時に購入する。船宿おすすめはハリス1.5号のものとのことだったので、一応2号のものと2組購入する(船でも購入可能)。港に移動すると、我々は9人中7番目と8番目でした。皆さん気合入りまくりです!
船は予定通り6時に出船。オールレンタル2名を含む、9名の釣り客を乗せた船は一路、アクアラインを目指します。そして、群れを探して橋脚周りをぐるぐる。やがて、海ほたる近くで船は停止し、釣り開始のブザーがなりました。
水深は25m。コマセ一振りで即アタる、入れ食いモードが始まりました。
アジが入れ食い
本命アジは入れ食いなのですが、型がイマイチということで8時過ぎに船は木更津方面へ移動。ポイントには既に船団ができていました。
型はアクアライン下のポイントと同等か、若干いいかな、という印象だったものの、水深が6~7mと浅く、こちらもほぼ入れ食いだったため、手返し良ければダブル連発でバンバン釣れてしまいます。
そして9時過ぎ、良型を血抜きしながら恐る恐る魚をクーラーに移し数を数えると、まだ3時間以上を残して70匹オーバー。既に帰宅後が恐ろしいレベルまで到達していました。
良型クロダイを追加
残りの1時間半は再度海ほたる近くに移動。朝方より若干食いは落ちたものの、それでもコマセを振って指示ダナでステイさせればアタリが出る状態は続きます。
そして終了が近づいていた頃、アジとは違う大物を予感させるアタリ発生!ゆっくりいなしながら巻いていくと、獲物は40cmに若干届かない、まずまずの型のクロダイ!ハリス1.5号でのやり取りは実にスリリングでした。
最終結果
アジ113匹、クロダイ1匹、サバ8匹。因みにこの日のトップは181匹とのことでした。アジの20センチオーバーは3割に満たなかったものの、お土産は十二分。十二分どころか、「帰ってからどうしよう?」というレベルです(汗)。
小アジは南蛮漬けに
大きめのアジは刺身やフライにし、中型(15~20位)のアジ40匹はアジバーグ、それ以下のアジ(約50匹)は、全て南蛮漬け用に下処理しました。
これなら、ゼイゴと内臓とエラを取り除くだけで下処理は完了なので、三枚に卸したり皮を剥いだり、小骨を取り除いたりしないので、割と楽チン。
低温でじっくり揚げて、たっぷりのタマネギ、ニンジンと一緒に漬けこみましょう!因みにつけ汁はポン酢と麺つゆと水を、1:1:1を基本に、味を見て微調整。簡単で美味しかったです。
アジバーグを4つ作るのに、約40匹の中アジのゼイゴをとって三枚に卸し、皮を剥ぎ、小骨を取り、そしてミンチ。
自分で言うのも何ですが……もしこの作業のタイムを争う競技があったとしたならば、日本代表を狙える筆者をもってして約2時間かかりました(汗)。
次回は中アジ(15~20cm)も、南蛮漬けでいいのかな(笑)。
<尾崎大佑/TSURINEWSライター>