使い終わった「ラップの芯」の意外な活用術。「もう失敗しない」「マネしたい」「子どもと一緒にできそう」
キッチンの必需品であるラップ。毎日なにかと便利に使っていると、すぐになくなってしまいますよね。でもラップの芯を捨てるのはちょっと待って! あるものを作るとき、ラップの芯を使うときれいにできるんです。
◆【画像】正解を見る⇒「ラップの芯」のマネしたくなる驚きの活用法
ラップを使い切ったら……
ラップを毎日便利に使っていると定期的に芯ゴミが出ますが、ラップの芯はとても固くてしっかりしていますよね。捨ててしまう前になにかに利用できないか、調べてみました。
すると見つけたのが、アイスボックスクッキーをラクにきれいに作るために使うという活用法。
実際にラップの芯を使って、クッキーを作ってみたいと思います。
ラップの芯で丸いクッキーを作る方法
まず、お好みのレシピでクッキーの生地を作ります。
写真のクッキー生地は、バター80g、砂糖50g、卵黄2個、薄力粉160gで作りました。
※生地の量が少ないとラップの芯を活用できない可能性があります。
生地をなるべく細く長く伸ばして、ラップで包みます。
ラップで包んだクッキー生地を、ラップの芯の中に押し込みます。
生地が太すぎるようなら、ラップの上から指を滑らせてなめらかに細くします。
細くなることでラップが余ったら、その都度きれいに巻き直してください。ねじるように押し込むとうまく入っていきますよ。
※今回使用したのは、30cmの長さで20m巻きのラップの芯です。
生地がラップの芯のなかに収まったら、両端をしっかりねじって根元で結びます。
ラップの両端から生地が少しだけ飛び出している状態がベストです。
この形になったら、冷蔵庫で約6時間冷やします。
6時間後、冷蔵庫から取り出しました。
引っぱっても抜けない場合は、片側の端をカットしたあと反対側から引き出します。
ラップを外して、5~7mmほどの厚みにスライスします。
しっかり固まっているのでスライスしやすく、切っても形がつぶれることがありませんでした!
焼き上がりも丸くてきれい!
ラップの芯に詰めるだけで成型できて簡単!
実際にやってみた結果、ラップの芯に詰めるだけできれいな丸いクッキーになるので便利な裏ワザでした。
冷蔵庫でしっかり冷やし固めれば、カットするときも形が崩れることはありませんよ。
不要になったラップの芯が、こんなに便利に使えるなんて驚きです!
ひとつご注意いただきたいのは、型として使用するラップの芯のサイズとクッキーの生地の量のバランス。
ラップの芯に生地を詰めたとき、両端から少し飛び出すぐらいが理想的な量なので、ちょうどよい生地の量を探る必要があります。
筆者が使った「30cmの長さで20m巻きのラップの芯」だと、薄力粉の量が150~160gほどでちょうどよい生地の量になりました(※ラップのメーカーによっても芯の大きさに差があります)。
ぜひラップの芯を活用して、アイスボックスクッキーを作ってみてくださいね。
鈴木杏/ライター