犬が触られることで得られる『メリット』とは?5つの効果と飼い主が意識すべき愛犬への触れ方を解説
犬が触られることで得られる「メリット」
毎日、愛犬とスキンシップしていますか?
犬が仲間と触れ合うことには、スキンシップだけでなく、愛情表現やコミュニケーションや挨拶などの意味もあり、信頼や絆を確かめ合うための行為でもあります。
犬にとって、何より嬉しいのが「飼い主に触れられる」ということです。自分から「撫でて~♡」と甘えてきますよね。
犬が触られることで得られる効果には、体の心の健康を維持するなど、様々なメリットがあります。ぜひ、愛犬とのスキンシップを積極的に行ってみましょう。
1.幸せホルモンの分泌
犬が触られることで得られる効果には、幸せホルモンの分泌があります。オキシトシンというホルモンで、幸福感が増す効果が得られるということが分かっています。
オキシトシンは、触れられた犬にも、触れた飼い主にも分泌され、どちらにも幸福感が増す効果が得られます。
愛犬が触れられて最も喜ぶ部分はどこなのかを意識して触れてみると良いと思います。
2.免疫力の向上
犬が触られることで得られる効果には、免疫力の向上があります。
幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されると、免疫力が向上し、細菌やウイルスや異常細胞などを攻撃するための自己防衛能力も向上します。
犬の免疫力低下してしまったとき、アレルギー症状が起こりやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりすることがあります。スキンシップは病気の予防にも役立てることができるのです。
愛犬に触れるときは、健康チェックも意識して触れてみましょう。スキンシップは、愛犬の皮膚の異常やしこりなどに気づける大切な行為でもあると思います。
3.血流の促進
犬が触られることで得られる効果には、血流の促進があります。
ただ触れるだけでもよいのですが、犬が嫌がらないのであれば、優しく全身をマッサージするように意識して触れてみましょう。
血流が促進されると、体温の調整がしやすくなったり、エネルギーの生産が効率よくできたり、修復をサポートする働きも得られます。
毛並みに沿ってマッサージすることで嫌がりにくく、マッサージもしやすと思います。
4.筋肉や関節の痛みの緩和
犬が触られることで得られる効果には、筋肉や関節の痛みの緩和があります。
犬も運動の後には筋肉痛が起こることがあります。ドッグランでたくさん遊んだ日は、任筋肉痛や疲労がたまっていることでしょう。
全身のマッサージするように触れることで、筋肉が解されると、痛みも緩和されます。
また、関節に痛みがある場合にも、優しくマッサージするように触れることで、関節の周りの血流が良くなり、痛みが緩和されます。
5. 診察や治療がしやすくなる
犬が触られることで得られる効果には、診察や治療がしやすくなることがあります。
ケガや病気を発見するためにも、治療が必要なときにも、全身のどこでも触らせてくれることが必須です。
スキンシップは、愛犬の健康管理のためにも大切なことで、日頃から触れられることに慣れておかなければなりません。
触れられることが苦手な部分があるときは、無理に触れようとせず、少しずつ慣らしていきましょう。触れられない部分は少ない方が絶対に良いです。
まとめ
犬が触られることで得られる「メリット」を解説しました。
✔幸せホルモンの分泌
✔免疫力の向上
✔血流の促進
✔筋肉や関節の痛みの緩和
✔診察や治療がしやすくなること
触れられることに喜びを感じることができる犬は、人に触れられることに対するストレスも感じにくくなります。
触れられることに喜びを感じることができる犬は、幸せホルモンの分泌によって幸福感も増し、飼い主との信頼や絆も深まるでしょう。