無事湖という池がありました【駅ぶら】06京王電鉄412 井の頭線43
※2024年2月撮影
トップ画像は、「明大前駅」3番ホーム。乗って来た各駅停車吉祥寺行が出発しました。この辺りの眺めは筆者が子供の頃とあまり変わっていません。
駅改札口、「京王線」乗換は「渋谷駅」側のホーム端部にあります。「渋谷駅」側に来て上り4番ホームと店舗。
※2024年2月撮影
ここに昔は無かった駅ビル「フレンテ明大前」への出口専用改札口があります。
※2024年2月撮影
その上に駅名標。駅番号は“IN 08”。
※2024年2月撮影
繰り返しになりますが、「井の頭線」は帝都電鉄が1933年(昭和8年)に開業。駅は1933年「西松原駅」としてスタートしました。1935年(昭和10年)「明大前駅」に改称。
帝都電鉄は小田急電鉄と合併した後、戦時下で当時の京王電気軌道などと共に東京急行電鉄(大東急)に合併されました。
戦後各社が大東急から分離独立した際に「井の頭線」は京王電気軌道傘下になり社名も京王帝都電鉄に変更されました。(1998年に京王電鉄に改称されています)
出口専用と大きく表示されています。駅ビル「フレンテ明大前」への直通出口。
※2024年2月撮影
この辺りに2006年(平成18年)頃までは下りホームの売店と「無事湖」という池がありました。
「久我山駅」を利用していた筆者は、子供の頃から、新宿へは「明大前駅」で乗り換えていました。帰りは降りる「久我山駅」の出口は後方車両なのに池の金魚などを見るためにこの辺りまで親を引っぱって来ていました。懐かしいけれど池が無くなって20年近くが経つのですね。
幾星霜。
ここで「明大前駅」の「京王線」と「井の頭線」改札口の構造を分かり易く見ていただくために京王電鉄さんのホームページ「駅構内マップ」をお借りしてきました。
※京王電鉄明大前駅(駅構内マップ)から。
花屋さん、「Pepper Lunch」、カレーの「C & C」がならんでいます。
※2024年2月撮影
ホームの「渋谷駅」側に改札口・「京王線」への階段、エスカレーター、エレベーターがあります。
※2024年2月撮影
上りホーム4番線渋谷側端部に来て下りホームを見ています。
※2024年2月撮影
「明大前駅」の【駅ぶら】は「京王線」の「明大前駅」でしているので「井の頭線」ではパスします。
次回は「明大前駅」から「永福町駅」に向かいます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)