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GLAYの名曲がインスタレーションに! 撮り下ろし映像も必見の『FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO』レポート

SPICE

『GLAY 30th Anniversary FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO』

2024年5月31日(金)から 6月17日(月)まで、PARCO FACTORY(池袋PARCO 本館7F)で『GLAY 30th Anniversary FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO』が開催されている。

1994年にメジャーデビューし、2024年5月25日(土)に30周年を迎えるGLAY。本展は「FEEL」をテーマとし、五感を使ってGLAYの楽曲の新たな解釈を提供するというものだ。以下、展覧会に先立って開催された内覧会の様子をレポートする。

※本記事では会場内展示の詳細を含みます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。

撮り下ろし映像や写真が満載!

本展は、GLAYの30年間の軌跡を追う「History」、彼らがリリースした楽曲から10曲を作品にした「Songs」、過去4回開催された「GLAY EXPO」のライブ映像から6曲を選んで4面シアターと床面の歌詞で投影した「Theater」、来場者が寄せ書きや写真撮影を楽しめる「Photo Spot & Message」の4つのエリアからなる。

会場エントランス

会場には、本企画のために制作された映像や写真、ロゴなどが満載だ。まず入り口付近の「FEEL」ロゴは30周年記念につくられたもの。デビューシングルから始まるウォールアートが目を惹く「History」エリアには、メンバーのウェルカムコメントの撮り下ろし映像が流れている。「Photo Spot & Message」エリアにあるイベントロゴには、なんとメンバーそれぞれの直筆サインが。メンバーたちの最新の姿や声、貴重な筆跡などを、眼や耳にしっかりと焼き付けよう。

イベントロゴに直筆サインが!


あの名曲がインスタレーションに! 新しい感覚で楽曲を味わう

「Songs」エリアでは、GLAYの名曲がインスタレーションになっており、感覚を揺さぶる。最初の「はじまりのうた」のコーナーには歌詞の一部が。鐘の音が聞こえる、エモーショナルな空間だ。

「はじまりのうた」のコーナー

「Scoop」のコーナーにはパパラッチをイメージしたポスターが貼られている。よく見ると「Let’s Flash Photography!」と書かれており、フラッシュをたいて撮影すると歌詞が現れる。「春を愛する人」のコーナーでは歌詞が記された桜のプレートが揺れ、透明の容器に近づくと甘い花の香りが漂う。なお、こちらのフレグランスは「春を愛するフレグランス」として物販コーナーで購入できるので、忘れずにチェックしよう。

「Scoop」のコーナー。フラッシュをたいて撮影すると……

フラッシュ撮影で歌詞が現れた!

「春を愛する人」のコーナー

迫力ある文字のデザインが目を惹くのは「MIRROR」で、歌詞の一部が鏡文字になっており、強いインパクトを放つ。続くポップな空間は「Buddy」のコーナーで、メンバーと共に30年間活動してくれたファンもバディと解釈し、二人一組で撮影できるフォトスポットになっている。

「MIRROR」のコーナー

「Buddy」のコーナー

中央でひときわ目立っているのは「あなたといきてゆく」のコーナーだ。白いストリングカーテンをめくると何枚もの便箋と赤い糸が飾られ、アイリスの花がそっと置かれている。

「あなたといきてゆく」のコーナー

「あなたといきてゆく」のコーナー。カーテンの中にはロマンチックな作品が

街並みの写真が洗練された雰囲気を醸す「HOWEVER」のコーナーでは、歌詞をイメージした柔らかな風が吹いている。降り積もる雪景色をイメージした「Winteragain」では、よく見ると二人の足跡が並んでおり、繊細でロマンチックな空気が漂う。

左:「HOWEVER」のコーナー 右:「Winteragain」のコーナー

「彼女の“Modern…”」のコーナーはカラフルかつポップで、歌詞が書かれた大型ダイスが。こちらは歌の出だし「ダイスで決める1日の予定は」にちなんだ作品だ。エリア奥にあるのは「everKrack」のコーナーで、赤いアクリル板にハードでスタイリッシュな曲の世界観が再現されていた。

「彼女の“Modern…”」のコーナー

「everKrack」のコーナー

本展では、聴覚は楽曲、視覚は作品や写真、嗅覚は「春を愛する人」の香り、触覚は「彼女の“Modern…”」のダイス、味覚は別階のカフェイベント「GLAY EXPO DINER」や物販コーナーで販売されているキャンディによって刺激される。名曲がインスタレーションに落とし込まれているのを見ると、曲に対するイメージが更に膨らむだろう。

応援メッセージを書きながら、美麗な姿を目の当たりに

「Photo Spot & Message」のエリアには、フォトスポット用の大きな30周年ロゴがあり、お気に入りの一枚を撮影できるほか、「デジタルヨセガキ」で寄せ書きを送ることが可能だ。さまざまなメッセージが寄せられた賑やかな画面を見ていると、30年間の活動を支えてきたファンの存在を改めて実感する。また、ここではメンバーたちの美麗な撮り下ろし映像を大型モニターで見ることができるのも嬉しい。

「Photo Spot & Message」エリアの「デジタルヨセガキ」

「Photo Spot & Message」エリアのフォトスポットとメンバーたちの撮りおろし映像

来場者だけが購入可能な物販コーナーには、バッジやポストカードのほか、ロゴが入った耳栓(ケース付き)、「春を愛する人」のフレグランス、触覚を刺激するストレスボール、カラフルなキャンディなど、五感を刺激するグッズが勢揃っている。

物販コーナー

GLAYの楽曲を再解釈してインスタレーションにし、新しい感覚を提供する本展。訪れればきっと、過去を思い出し現在を味わい、未来への明るい期待を抱くことができるだろう。たくさんの楽しみ方に満ちた『GLAY 30th Anniversary FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO』は6月17日(月)まで、PARCO FACTORY(池袋PARCO 本館7F)にて開催中。

文・写真=中野昭子

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