観光列車「おれんじ食堂」がJR九州・指宿枕崎線に初乗り入れ!9月19日・20日に特別運行ツアー開催
肥薩おれんじ鉄道が運行する観光列車「おれんじ食堂」が、運行開始以来初めて、JR九州の指宿枕崎線に乗り入れる特別運行を実施します。
鹿児島県の観光資源PRや地方鉄道の活性化などを目的としたもの。南国交通観光と肥薩おれんじ鉄道が連携し、JR九州、鹿児島県が協力。
南国交通観光のツアーで「おれんじ食堂」と指宿枕崎線の魅力を満喫!
今回の特別運行は、南国交通観光のツアー商品として販売。日帰りツアーと宿泊ツアー、合わせて4つのプランが用意されており、運行便ごとに異なる内容を楽しめます。
「おれんじ食堂」の車窓からは指宿枕崎線の魅力あふれる景色を眺め、地産地消の料理を味わい、その土地ならではの体験ができる、特別なツアーとなるでしょう。
運行スケジュールは次の通りです。
【おれんじ食堂 運行ダイヤと停車駅】
◆9月19日(金曜日)
出水駅 11時30分発 → 阿久根駅・薩摩高城駅・上川内駅・川内駅・鹿児島中央駅 15時00分頃着予定
◆9月20日(土曜日)
往路:鹿児島中央駅 10時45分発 → 山川駅 12時10分頃着予定
復路:山川駅 13時10分発 → 鹿児島中央駅 15時00分頃着予定
ツアー予約は南国交通観光のホームページで受け付けています。
おれんじ食堂とは?
肥薩おれんじ鉄道が運行する「おれんじ食堂」は、「九州西海岸を眺めながら、ゆったり、のんびり、『スローライフな旅』」をデザインコンセプトとする観光列車。
同社で使用されている「HSOR-100形」気動車を改造、水戸岡鋭治さんがデザインを担当しました。車内はホテルのロビーやカフェレストランをイメージしたつくりになっており、ゆったりくつろげる座席で旅人を迎えます。
2013年に運行開始して以来、地産地消のお食事や飲み物を楽しめる人気の観光列車として親しまれていましたが、2025年7月現在は運転士不足のため運休中。肥薩おれんじ鉄道では車両を活用して『鉄道学校』やビアホールなどの企画を実施しています。