カビや虫が発生するかも。「そうめん」の保存で避けたい“NGな場所”3つ「今すぐ場所変える…!」
夏になると、食べる機会が増える「そうめん」。長持ちする乾麺ではありますが、じつはとてもデリケートな食品です。保存場所を間違うと、そうめんに虫やカビが発生するおそれも……。ここでは、そうめんの正しい保存方法と合わせて、避けた方がいい「NGな保存場所」をご紹介します。
未開封なら「常温」でOKだけど……
そうめんは乾麺なので、未開封であれば基本的には常温保存で問題ありません。ただし、その「常温」も、場所によっては要注意。
家の中でも湿度・温度・風通しのよさが変わるため、環境によっては未開封の場合でもそうめんが劣化する可能性があります。
繰り返しになりますが、そうめんは乾麺でありながらとても繊細。常温であっても、保存場所には気を配らなくてはなりません。
虫・カビが生える「NGな保管場所」
開封済みはもちろん未開封であっても、置き場所次第でそうめんは傷みます。特に、次のような場所は要注意。保存場所としては適しません。
NGその1.直射日光があたる場所
キッチンの窓際や日のあたる棚の上などは、意外と見落としがちなNGスポット。直射日光にさらされると、そうめんが劣化して味が落ちる原因になります。
日光によって室温が上がれば、カビや虫がつきやすくなるため注意してください。
NGその2.臭いがきつい場所
そうめんは意外にも臭い移りしやすい食品。洗剤や香辛料などの近くに置いておくと、せっかくの風味が台無しになることもあります。未開封であっても、臭いがキツイ場所や臭いが強いものと一緒に保存するのは避けてください。
NGその3.湿気がこもる場所
キッチンのシンク下を、食材の保管場所として使っていませんか?
そうめんは湿気を吸い込みやすいため、シンク下をはじめとする水気の多い場所での保存はNG。湿気によってカビが生えたり、虫が発生するリスクも増します。
梅雨時期や夏場は特に湿度が上がってジメジメしやすいので、置き場所の見直しも検討してください。
夏は「冷蔵保存」がおすすめ
じつは、そうめんの保存場所としておすすめなのは「冷蔵庫」。湿度が低く温度も安定しているため、虫やカビの発生リスクはぐんと減ります。
ただし、開封済みの場合は臭い移りの心配がありますので、密閉袋に入れて冷蔵保存すると安心です。
そうめんは正しい保存場所を選んで、最後までおいしく楽しみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア