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「どこでも40cm級アイナメに出会える!」北海道堤防ロックフィッシュゲームの魅力を解説

TSURINEWS

北海道のロックフィッシュゲームは良型アイナメが釣れる(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

広大な自然を誇る北海道でロックフィッシュゲームに没頭している筆者。しかし、オフショアでの釣り経験はほとんどなく、ロックフィッシュゲームに関して言えばオカッパリでの釣果が大半を占めています。北海道というフィールドの漁港ロックフィッシュゲームの魅力や、筆者なりのオカッパリへのこだわりを記事にしてみました。

船に弱くてもオカッパリなら釣りができる

はじめに、筆者がなぜオカッパリへのこだわりが強くなったのか、その経緯からお伝えしようと思います。

時々渡船で沖堤防に乗ることはあるものの、沖堤防を除く年間釣行のすべてがオカッパリの筆者。

周囲からも「ボートロックはやらないの?楽しいよ!」と勧められることもありますが、筆者は極端に船酔いに弱いのです。

少年時代に船釣りに行った際、凪にもかかわらず船酔いして嘔吐を繰り返した経験があります。その経験から「船酔いするくらいなら岸から貴重な1尾を求める釣りをしたい」という考えが少し芽生えた記憶があります。

少年時代からオカッパリ一択(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

オカッパリで大型アイナメを!

もちろんチャレンジしたい思いはありますし、ボートからのロックフィッシュゲームにも魅力を感じています。ですが、せっかくの釣行ですが、船酔いするリスクを取ってまで行く気分になれないのが正直なところ。

それであれば「オカッパリにこだわってビッグなアイナメを追い求めようじゃないか!」と、船酔いに弱いという自身のウィークポイントをモットーに変えて釣行するようになりました。

「自分の弱みを認めて前向きに考える」ということは、人生においても釣りにおいても一緒だなと、記事を執筆しながら感じていました。全国の船酔いに弱いアングラーの何かの参考になれば嬉しい限りです。

さて、余談はここまで。ここからは北海道エリアの漁港ロックフィッシュゲームの魅力を筆者なりにお伝えしたいと思います。

オカッパリはコストが低い

まず大前提として、船釣りは船代がかかります。遊漁船によって差は出ますが、ロックフィッシュならば6,000円〜10,000円はかかるイメージ。

もちろんその分楽しめること間違いなしではありますが、釣行の度に船代が飛んでしまうのは正直痛い出費になるという方もいるはず。1回の船代をガソリン代やワーム・シンカーなどの消耗品に充てたほうが、金銭的な工面もしやすいかな?と思っているのが筆者の考えです。

※画像説明文入力位置※(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

それに加えて、シンカーやワームのボリューム、それを扱えるタックルも揃え直さなければいけない部分もあるので、もし筆者がこれからボートでのロックフィッシュゲームを始めるとなると出費もかさんでしまいます。

北海道はオカッパリでも釣れる

また、北海道のロックフィッシュゲームの主な対象魚であるアイナメやソイ類は、磯や漁港からも釣ることができますし、漁港であれば安全な足元で釣りができるので初心者にも始めやすいのが魅力です。

とはいえ、船釣りはやはり魅力的。対応できそうなタックルであれば、船釣りの頻度を少し落としてオカッパリと両立する、というのもひとつの出費を抑える方法だと思います。各々の釣りに使える予算の中で、楽しめるベストな方法を見つける参考になれば、筆者はとても嬉しく思います。

北海道は50cm級アイナメに出会える

北海道は漁港の足元や岸壁際から、ビッグサイズのアイナメに出会うことができる可能性を秘めたフィールドが多く存在します。

2024年は1年間アイナメをずっと追い求めて釣行しましたが、どんなにサイズが落ちてもエリアを問わず40cmに迫る個体に出会えています。

周囲は凄腕の方ばかりで「俺はまだまだだな」と思い精進していますが、ふと思ったのが「ちょっと感覚が麻痺しているけど、漁港から40cm級のアイナメに当たり前に出会えるってすごいことじゃない?」ということでした。

以前、大阪から釣り旅行で北海道に来た方とフィールドで話す機会があり、ちょうどいいタイミングで46cmの良型アイナメをキャッチできて、「こんなバケモノみたいなアイナメって存在するんやな!しかも足元やん!北海道すごいわ〜!ええもん見させていただきましたわ!」と仰天されていました。

過去にキャッチした46cmのアイナメ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

当たり前のように普段からアイナメを求めて、ロックフィッシュゲームを楽しんでいる筆者ですが、漁港の足元から40cm級、下手したら50cm級のアイナメに出会えるって、ものすごくロマンがありますね。

『漁港の足元から良型アイナメに出会える』——それが北海道の漁港ロックフィッシュゲームの大きな魅力です。

おすすめは噴火湾(内浦湾)の漁港区

北海道全域でアイナメを求めることは可能ですが、特に魚影が濃く、良型と出会える可能性があるのは北海道の噴火湾(内浦湾)の埠頭や漁港エリアです。

噴火湾エリア(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

特に、北海道のロックフィッシュの聖地と呼ばれている室蘭市や、函館近郊の噴火湾エリアは50cmを超える大型のアイナメに出会える可能性が特に高いエリアだと思います。

漁港でキャッチした50cmのアイナメ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

函館近郊の噴火湾エリアなら車で1時間弱。そこまで長時間の移動にならずにエントリーすることができるので、旅行を兼ねてレンタカーで釣行することも可能。

「函館の観光とグルメを堪能してロックフィッシュゲームも楽しむ!」という観光&釣りを楽しめる旅行プランを立てることもできます。

※エリアの詳細は控えさせていただきます。ご了承ください。

北海道でロックフィッシュゲームを楽しもう

最後になりますが、近年釣り人のマナー問題で釣り禁止の漁港が増えています。漁港は漁師さんの職場です。ゴミを捨てない、作業の邪魔にならないように配慮し、マナーを守って釣行しましょう。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>

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