海老名高校 熱意と力強さを大舞台で ダンス部が全国大会に
海老名高校のダンス部が、８月31日に静岡県静岡市で開催される「第14回全日本高等学校チームダンス選手権大会」に出場する。
同校ダンス部は、２年生12人でチーム「Ａｚｕｒｅ」を結成し、関東大会の小編成部門に出場。ダンスの緩急や疾走感のあるステップが評価され、18チーム中３位の成績を収めて、全国大会への出場権を手中にした。
ダンスはヒップホップのリズムに合わせた力強い振り付けが特長で、代々受け継がれてきた。自主性を重視し、生徒主体でダンスの構成を決めている。
あえてダンスのテーマは決めずに、部員一人一人の個性や表現を組み合わせることでダンスを作り上げた。また、洋楽ではなく、日本人の楽曲を用いることで、メッセージが伝わりやすいよう工夫したという。
全国大会に向けて河合玲奈さん（２年）は、「自分たちなりのかっこよさを表現し、内から込み上げてくる熱量を見ている人に伝えたい」と思いを語った。丸山夏芽さん（同）は、「１００％以上の力を出して、予選よりいいダンスを披露したい」と意気込みを話した。菊川小羽さん（同）は「入部した時から全国出場が目標だった。出るからには優勝したい」と述べた。