失敗しない介護施設選び!快適な「ついのすみか」を見つけるポイントとは?
介護施設は、自宅を離れて新たに手に入れる大切な住まいです。快適に過ごせる場所かどうかの見極めはとても大事!
選び方のポイントを専門家に聞きました。
教えてくれたのは…
奥山裕子さん 社会福祉法人大山 特別養護老人ホームときわの杜 理事長・施設長
物理的&精神的な「ゆとり」を要確認
自身やご家族の施設入居を検討する際、費用や立地、ケア体制などを重視される方は多いと思います。
同時に、施設を「今後の人生を営んでいく住まい」として見た場合、施設そのものの居心地の良さや設備の充実などは非常に重要です。
パンフレットやインターネットの情報だけでは分からないことも多いので、現地見学会に行って以下のようなポイントを確認しましょう。
広さ
車いすでもストレスなく行き来できる広さかどうか?
介護施設では必要とされる廊下の幅などの基準が定められていますが、基準最低限の施設と余裕のある設計がなされている施設とでは、大きな差があります。
移動がしやすければ活動量も増え、リハビリもはかどるというもの。
体力や認知機能の低下防止も期待できます。
設備や雰囲気
見学の際は、その施設のこだわりにも注目してみましょう。
施設によってはホテルのラウンジのようなおしゃれな共有空間を作ったり、豊かな自然環境を利用して緑に囲まれた暮らしを実現したり、さまざまな個性で利用者に心地よい生活環境を提供しています。
壁紙の色や掲示物からも、その施設のカラーがうかがえるかもしれません。
自分の部屋をどこまで自由にできる?
住み慣れた自宅を離れ、新しい住まいでの暮らしを始めるには大きな不安があることでしょう。
少しでも心を安定させるために、今まで使い慣れた道具や家具を居室に持ち込むことは効果的です。
ですが、施設によっては「重い家具は持ち込み不可」などと制約が厳しい所もあるようです。
リラックスして暮らせるかどうかは幸福な老後に影響大。
マイホーム同様、施設入居決定後の転居がなかなか難しい以上、事前にその施設の許容度をあらかじめ確認しておくこともポイントです。
楽しいシニアライフのために
建物や設備といったハード面だけでなく、ソフト面も要チェック。
レクリエーションや季節の行事などが盛んだと生活に潤いが生まれます(写真協力/ときわの杜)