あけぼの高生の通学利便性向上へ 4月に行政バス路線変更 伊賀
三重県伊賀市は3月21日、県立あけぼの学園高(同市川東)に通学する生徒の利便性向上を目的に、同市の旧伊賀町エリアを運行する行政バス「いがまち行政サービス巡回車」の運行ルートを4月1日に一部変更すると発表した。
市交通戦略課によると、JR関西線の利用拡大に向け、市は同線新堂駅と名阪国道御代IC周辺を結ぶ路線バス(廃止代替バス)を増便する実証実験を、昨年10月から3か月間実施。その結果、同高の生徒の利用が多く、一定の需要があると判断。同高前を経由する朝夕の行政バスを増やし、利用促進を図ることにした。
従来は希望ヶ丘から新堂駅へ向かう朝1便のみが同高前を経由していた。変更後は、新堂駅を午前7時47分に出発する便と、同8時46分に出発する便が2分後に同高前を経由する他、夕方の1便が午後4時5分に同高前を経由して新堂駅へ向かう。
同行政バスの運賃は、乗車区間にかかわらず中学生以上200円、小学生100円で、定期・回数券もある。車両は14人乗りまたは10人乗りのワゴン車で、年末年始以外の平日に運行している。