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有言実行の藤枝順心・佐藤ふう主将「日本一のキャプテンになると宣言し私の高校サッカーが始まった」<高校女子サッカー選手権>

アットエス

(写真左)決勝戦で植本主将からキャプテンマークを託される佐藤主将(4)


第33回全日本高校女子サッカー選手権で史上初の3連覇を果たした藤枝順心には、2人のキャプテンがいました。エースの植本愛実主将と、控え組ながら精神的支柱としてチームを支え続けた佐藤ふう主将。

決勝戦では、試合終了直前にピッチに投入された佐藤主将が植本主将からキャプテンマークを託されてノエビアスタジアム神戸を駆け回り、高校サッカーに捧げた3年間を締めくくりました。

試合後、佐藤主将に話を聞きました。

ー自身にとって、仲間はどんな存在でしたか。
「どんな時でも支えてくれて大好きだと思える存在。チームの目的を果たすためには1人では絶対に成し遂げられないから、同じ志を持って目の前の試合に戦える仲間がいることが本当に素晴らしいことだなと思います」

ー決勝のピッチ、優勝の瞬間の景色ほどう映ったのでしょう。
「心から最高でした。今までやってきたことを証明しようと全てをかけてきたから、それが叶って嬉しかったです。チームの為にしてきたことが報われて良かったと思いました」

ーどのような3年間でしたか。
「山あり谷ありだったけど本当に最高の3年間でした。入学当初、今の3年生の前で日本一のキャプテンになりますと宣言してから私の高校サッカーが始まりました。

怪我でサッカーができなくて、分析という役割でどの大会にも帯同させてもらいました。万全な状態なのにメンバーに入れなかったり、試合に出られなかったりと1、2年の時は自分と向き合うことが沢山ありました。

3年生になってからはキャプテンになり、今まで以上に責任と覚悟を持つようになりました。どうしたらこのチームが強くなるのか、どうしたらどこにもないスペシャルなチームになるのか、そればかりを考えてきました。

この1年は自分との向き合い方とチームとの向き合い方が入り混じって分からなくなり、たくさん悩まされました。けれど、その時、3年生には多くの場面で助けられました。特に(植本)愛実とは何度も何度も話し合って本音を言い合ってきました。

だからこそ、やっぱりこのチームで絶対王者になりたいと強く思い、何があっても自分の熱量をチームに注いできました。その姿を手に入れるためにこの3年間、プレーでも私生活でもとにかく全力でやってきたので本当に後悔はないし、最高の3年間でした。とても濃い時間でした」

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