鶴見区の連合自治会・町内会を紹介します Vol.15 私のまちの連合会長 駒岡地区連合会 大塚 祥司 会長
港北区との区境に位置する駒岡地区連合会は4自治会町内会、約6400世帯からなる地区。
平坦な地形が多いことから昔は米作りなど農業で栄えた地域。「大塚」や「小山」など同性の苗字が多いことから、苗字とは違った屋号で呼び合っていた時代もあったという。「私は酒屋でした。今は無いですが、他の地域とは違っていて面白いでしょう」と大塚会長。緑豊かでのどかな農村も現在は閑静な住宅街に変わったが、まちの雰囲気は残っているという。「のどかな部分はもちろん、落ち着いた雰囲気は変わらない。新しく引っ越してきた人も多いので、地域活動もより活発に行っていきたい」と意気込みを語る。
連合会での行事はコロナ禍で多くが止まってしまったが、現在は子どもたちに人気だった盆踊りやカラオケ大会を復活させ、恒例行事として実施している。また、地域防災拠点の駒岡小学校で行う防災訓練では、地域内にある鶴見支援学校の児童生徒を招いて一緒に訓練するなど誰もが安心して住めるまちを目指している。大塚会長は「何かが起きても地域全体で支えることができるよう、日頃から顔の見える関係づくりも行っていきたい」と笑顔で話した。