【知育アプリ】『ポケモンフレンズ』はむしろ親が子供に遊ばせたいゲームかもしれない / 買い切り型なのも安心
2025年7月の「ポケモンプレゼンツ」にて、新タイトル『ポケモンフレンズ』が発表された。王道RPG・アクション・パズル・睡眠、そして位置ゲー。ポケモンは様々なジャンルのゲームを展開しているが『ポケモンフレンズ』は “知育” だという。
そして今から1カ月前のこと。記者はポケモン社にお呼ばれして一足先に『ポケモンフレンズ』をプレイしていた。結果『ポケモンフレンズ』はむしろ親が子供に積極的に遊ばせたいゲームなのかもしれない。
・脳トレ + ポケモン
空前の大ヒットを記録した「脳を鍛える大人のDSトレーニング(脳トレ)」の例を挙げるまでも無く、世の中にはひらめき系ゲーム、知育ゲームがあふれている。そのジャンルに乗り込むのが『ポケモンフレンズ』だ。
同作は「ワンダーファイ株式会社」の協力を得て制作。ワンダーファイは「世界中の子どもが本来持っている “知的なわくわく” を引き出す」をコンセプトにアプリや通信教材等を開発している会社で、同社の「シンクシンク」は累計300万人が利用する知育アプリだという。
・柱は「ゲーム」と「コレクション」
……とまあ、堅苦しい説明はここまでにして『ポケモンフレンズ』をプレイしてみた感想をザザッとお伝えしていきたい。まず『ポケモンフレンズ』の大きな柱は2つ「ゲーム」と「コレクション」で構成されている。
ゲームはそのまんまゲームで「一筆書き」「レールつなぎ」「たまころがし」等々が用意されており、レベルやバリエーションを合わせて最大1200以上のひらめきゲームが用意されているとのことだった。
で、レベル1は非常に簡単で、ぶっちゃけ「大人をナメんな(笑)」という感じ。……が、レベルが上がっていくと全ッ然クリアできねえ! 正解率1/2の問題でも外しまくってるやないか!!
ゲーム自体は全てシンプルなので、これはひとえに私のひらめきが足りないのであろう。毎日コツコツとプレイし、少しずつレベルを上げて行けば将来的には楽勝になる……のかもしれない。
また全てのゲームにポケモンが登場しているのも『ポケモンフレンズ』ならでは。他の知育ゲームにはないポケモンの視覚的な楽しさは『ポケモンフレンズ』の強みであろう。
・ぬい活
んで、もう1つの要素「コレクション」で集めるのは、ズバリ「ぬいぐるみ」である。ゲームをクリアするともらえる “イトダマ” でコツコツとぬいぐるみを作って「ぬい活」するのが『ポケモンフレンズ』の楽しさだ。
ぬいぐるみは最大150種類が用意され、部屋に飾って楽しめる。部屋自体も壁紙や家具を自由にアレンジできるので、ポケモンのぬいぐるみに合った部屋造りを目指すのも楽しいだろう。質感もぬいぐるみっぽいのがよう出来ておる。
要するに『ポケモンフレンズ』は「ゲームをしながらぬいぐるみを集める知育 & コレクションゲーム」というワケ。決して真新しいジャンルではないものの、ポケモンの魅力や強みが活かされているのではないだろうか?
・買い切り型なのは安心
気になる課金要素はスマートフォン版、Nintendo Switch版共に4700円の買い切り型となっている。こちらは問題数、ぬいぐるみの数、1日に遊べる回数が最大限のフルフル型なので「MAXで4700円」と考えればいいだろう。
もちろんスマートフォン版は無料プレイも可能だが、問題数やぬいぐるみの数、1日に遊べる回数に制限があるのでご注意あれ。逆に「4700円で全て遊べる」と思えば、意外とリーズナブルなのかもしれない。俺が毎月いくら課金……(以下自粛)。
総じて『ポケモンフレンズ』は子供に遊ばせても安心、むしろ親が子供に積極的に遊ばせたいゲームになり得るのではないだろうか? 数多い知育アプリも、ポケモンが携わればそりゃ強いに決まっている。
というわけで、親御さんもぬい活勢も頭がほぐれていない(?)大人も気になる『ポケモンフレンズ』は、すでに配信中だ。数カ月後か数年後、知育ゲームと言えば『ポケモンフレンズ』になっているのかもしれない。
参考リンク:『ポケモンフレンズ』
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2025 Pokémon.©1995-2025 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
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