【旭川市】旭山動物園の最新ニュースと見どころをご紹介
旭川市旭山動物園 NEWS&TOPICS
傾斜地を活用した人気の動物園
道内唯一の飼育「マヌルネコ」も
旭山動物園では、道内では唯一、国内でも数カ所でしか見られないマヌルネコを飼育している。ネコ科動物でも最も古い種といわれていて、岩場の多い草原や半砂漠などが生息地のため、独特の習性が見られると人気を集めている。
施設のリニューアルとしては、'23年4月に、一部の飼育舎にサンルームを増設。肌寒いときに、暖をとっている姿を見られる。
園内は傾斜地を活かした設計で、様々な角度から観察できるほか、その生息域に入り込んだり、獲物の目線に立って観察できるのが特徴。実際に遭遇したときの距離感や、間近で体のつくりを知ることができる。
動物園は「種の保存」の場としての役割を担っているだけでなく、野生動物との関わりや環境問題など、各々が自分事として考えるきっかけを作っている。
北海道に生息している動物も多数飼育していて、知られていない魅力にも出合えそう。
【NEWS 1】 北海道では唯一!「マヌルネコ」を飼育
岩になりきってカクカク動く姿がユニーク。まわりの環境から目立たないよう耳の位置は低く、草の隙間から覗くことが少なくないために瞳孔は常に丸い。
マヌルネコの「マヌル」は、モンゴル語で「小さなヤマネコ」という意味。
【NEWS 2】 ガラス貼りのサンルームを増設
おらんうーたん館、ちんぱんじー館に増設。檻ではなくガラス張りで、間近で観察できる。
夏でも、雨天や肌寒いときにヒーターが稼働するかも。
【NEWS 3】初めまして! 新しく来園した動物たち
'23年6月に二十数年ぶりに保護されたエゾヒグマの子が、10月にデンマークからアムールヒョウが来園。'24年2月に円山動物園からホッキョクグマのホクトが再来園など。
二十数年ぶりに保護されたエゾヒグマの子「すなすけ」。元気に道具で遊ぶ姿を見ながら、人とクマの軋轢をどうすべきか考えさせられる展示でもある。
繁殖を目指し放飼場に同居しているアムールヒョウ。メス「みらい」は、'17年に同園で誕生した個体。
ほっきょくぐま館は、檻越しに見る姿も想像以上に近く、迫力がある。
旭山動物園 正門周辺に、4軒のショップが オープン& リニューアル!
【1】Museum Cafe ASAHIYAMA(ミュージアム カフェ アサヒカワ)
<NEW 2024.4.27>
食を通して環境問題を考えるカフェ
美味しく味わいながら、人と動物の共存について考えるカフェ。駆除したエゾシカ肉を活用したカツ、絶滅したエゾオオカミをモチーフにした「おやき」などが。老舗「喫茶ちろる」水出しコーヒーなど旭川の味にも出合える。
栗山町の農家から仕入れた男爵イモをハーブとともにフライに。外はカリカリ、中はホクホクの「エゾシカラグーソース」750円。
「オオカミクン焼き」1個300円。谷口農場で栽培した小豆のあんことカスタードの2種類。
TEL:0166-76-7276
営業時間:9:30~17:15 L.O.16:15
https://www.aqua-yokohama.com/museumcafeasahiyama/
【2】Museum Shop ASAHIYAMA(ミュージアム ショップ アサヒヤマ)
<NEW 2024.4.27>
地元デザイナーとコラボしたグッズも
「北海道の原風景と動物たちの姿」をイメージした新ショップ。地元企業やデザイナーとコラボした商品も多く、ここでしか手に入らないものも。旭川で長く愛されてきた銘菓を包んだオリジナル商品まであり、幅広い品揃え。
実際に市内で運行しているバス「旭山どうぶつえん号」をイメージしたブリキ缶のお菓子。食べ終えたあとはインテリアやおもちゃに再利用できる。
旭川市旭山動物園監修、切株の穴に収まる姿がカワイイ「旭山北海道コレクション」。各1600円 ※切株は別売り
TEL:0166-76-1525
営業時間:9:30~17:15
https://www.aqua-yokohama.com/museumshopasahiyama/
Food Base Cafe TOTORI(フード ベース カフェ トトリ)
<RENEWAL 2024.4.27>
ベーカリーや軽食のテイクアウト店
NPO法人「旭山動物園くらぶ」が運営するショップのベーカリー「パン小屋」が屋号も一新してリニューアル。人気商品のメロンパンやクロワッサンは引き続き提供し、新たに「パイコルネ」や「ダブルクリームメロンパン」が登場。
クリームたっぷりのパイコルネや、クマの形のボトルに入ったかわいいドリンクなどスイーツも。
パンのほかに、冷たいうどんやホットドッグなどの軽食もある。
TEL:0166-36-5191
営業時間:9:30~17:15
旭山動物園くらぶ いこいの広場SHOP
<NEW 2024.4.27>
約2倍の広さにリニューアル!
正門近くで長年営むショップが約2倍の広さになってリニューアル。ぬいぐるみや雑貨、お菓子など数百点ほど揃えている。ホッキョクグマのおしりをイメージした新商品「おしりクッション」は、モチモチした手触りで早くも人気に。
「おしりクッション」2750円。同店オリジナルの「potte」1870円は、キーホルダーになったぬいぐるみ。
サコッシュなどマヌルネコをモチーフにした商品もいろいろ。
TEL:0166-36-5181
営業時間:9:30~17:15
Instagram:@asahiyama.zooclub77
旭川市旭山動物園
TEL:0166-36-1104
住所:旭川市東旭川町倉沼
アクセスv:JR旭川駅より車で約30分
営業時間:9:30~17:15(入園は16:00まで)※時期によって異なる、詳しくはHP参照
休園日:11/4~10、12/30~1/1、4/8~25
入園料:1000円、中学生以下無料 ※別途オトクなパスポートや1泊2日券あり
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/