旧山北体育館 新施設愛称に“でごにぃ” 町「呼びやすく、親しみやすく」
山北町は11月29日、山北町役場横に建築中の新スポーツ施設について、名称を「山北町立生涯スポーツセンター」、愛称を「でごにぃスポーツハウス」とすることを発表した。
老朽化によって2017年に利用中止、19年に解体された旧山北体育館の代替施設として、25年3月完成予定の(仮称)山北町スポーツセンター。同センターは木造1階平屋建て。約50畳の競技エリアを中心とした14・5メートル四方の「武道場」を中心に設計される。施設の約95パーセントを山北産材を使用しているのが特徴だ。
町では愛称を広報やホームページなどで募集していた。21点の応募があり、「山北町体育施設管理運営検討委員会」で協議した結果、町内山北在住の堀口恵一さんの「D52スポーツハウス」を最優秀作品に選定。町によると、町民が親しみをもって施設を利用し、呼びやすいよう「D52」を平仮名にして、「でごにぃスポーツハウス」とすることにしたという。堀口さんは「地域のシンボルである蒸気機関車D52を頭につけ力強いスポーツを、後ろにハウスをつけてかわいいコミュニティーであることをイメージしてもらうことを期待しました」と話す。
町は「生涯スポーツ振興の中心的な施設として、子どもから高齢者まで生涯にわたり利用してもらいたい」と話している。