授乳の戦い(中編):助産師さんパワー[ハハになった日 #7]
0歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期(連載「妊婦のハッケン」)を過ごした私も、いよいよ出産!産む前は、出産そのものに気をとられがちですが、その直後の新生児育児こそ、壮絶な日々。この連載「ハハになった日」では、自分の出産・産後体験をベースに、出産前の自分に伝えたいことを紹介していきます。
授乳の戦い(中編):助産師さんパワー[ハハになった日 #7]
なかなかお乳が出ず(第6話参照)、授乳に時間もかかっていた私は、うまく授乳できないことが、恥ずかしいような気持ちでいました。授乳ルームで見る他のママたちは、なんだかすごく上手にあげているように見えて・・・。自分だけが下手なような気がして、コソコソと授乳していました。
でも恥ずかしがらずに、思い切って助産師さんに授乳を見てもらうと、色々アドバイスをもらえました。乳首の形を見てもらい、左はフットボール抱きであげたほうがいいかもと言われ、そうするようにしたり。息子は大きな口を開けるのが苦手で、乳首を浅く咥えがちだったので、下唇を指で広げて深く咥えさせるといいと、教えてもらったり。とにかく、右も左も分からないので、教えてもらったこと全部試しました。
それでもなかなか母乳が出ないのを見かねて、ベテラン助産師さんが、おっぱいマッサージをしてくれました。ちょっと恥ずかしかったですが、藁にもすがる思いです。それが・・・すっっっっっごい力で、すっっっっっっごい痛かった!!!ベッドの上で身をよじって、思わず叫びました。出産より痛かったと思います。。
でもそのおかげか、だいぶ出るようになりました。助産師さんが絞ると母乳がピューッと出て来て、「え!こんな勢いよく出てくるものなの?!」と、ちょっとビックリ。痛すぎて驚きましたが、マッサージのおかげで、出るようになったのかも・・・?
出産前の私に伝えたいです。「恥ずかしがらず、助産師さんに、どんどん頼ろう。」と・・・。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(ninputweet)とInstagram(ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。