そろって全国3位、ヴィアティン三重ハンドボールクラブ女子のU12とU15チームが市長に報告
三重県四日市市を練習拠点にしているヴィアティン三重ハンドボールクラブ女子のU12(小学生)とU15(中学生)の両チームが、いずれも夏の全国大会で3位の成績を収め、9月9日、森智広市長を表敬訪問して報告した。優勝を目指していただけに悔しさもあるが、みんなで力を合わせて勝ち取った成績で、選手たちは、いい笑顔を見せていた。
市役所を訪れたのは、U12が出口梨乃さん(大矢知興譲)、長谷川由奈さん(同)、久野瑚心さん(八郷)、田代陽莉さん(同)、千種莉乃さん(河原田)で、みなさん6年生。U15が橋本来夢さん(朝明)、伊藤愛加さん(同)、近藤真帆さん(同)、福嶋ユリナさん(同)、深川優彩さん(笹川)で、みなさん3年生。コーチの伊藤駿矢さんらが同行した。
U12チームは京都府京田辺市などで8月にあった第37回全国小学生ハンドボール大会で、U15チームは、さいたま市で同月に開かれた全国中学生ハンドボールクラブカップ2024で、それぞれの成績を収めた。伊藤コーチは「ともに3位の成績はとても誇らしい。優勝を目指していた選手の気持ちを考えると複雑ではあるが、どちらも次の試合へ向けて切り替えて頑張ってくれています」などと話した。
「おめでとう、でいいんだよね」と話しかけた市長に、U12の選手たちは「悔しさはあるけど、いい思い出」「みんなで声も出せて、楽しい大会でした」「全部の試合がいい経験になった」などと感想を述べた。U15の選手たちは「今も、あの時、何かできなかったかと思うこともある」「前半はよかったけれど、集中力が切れたのかな」「1日2試合できつい日程でしたが、みんなで頑張って気合の入った試合ができました」など、気持ちがあふれる感想を話していた。