【店舗限定】ココイチでパンが売られてたので珍しさから購入 → 割って中身を見たら「おぉ〜」となった
数日前、新宿にあるココイチの前を通ったら、ショーケースにパンが並んでいた。食パンとかではなく、カレーパンやアンパンなどの惣菜パンだ。
これは珍しい……と思ってググると、「SPICE UP! COCOICHI BAKERY」を併設している店舗ではパンを販売しているとのこと。
そのベーカリーは愛知県にしかなかったようなのだが、1年ほど前に東京にもできたらしい。ココイチの公式Xが、2024年4月20日に「東京に初進出!」と投稿している。
ということは、少なくとも東京でココイチのパンはかなりレア。それが目の前にあるんだったら確かめねばなるまい……という気持ちになったので、そのときショーケースに並んでいたパンをぜんぶ買ってみた。
私が購入したのは、黒ハッシュドビーフパン(440円)、COCOICHIポークカレーパン(350円)、チーズカレーパン(390円)、やわらか餅揚げあんぱん(290円)、さくらもち揚げあんぱん(350円 / 期間限定)の5種類。
正直なところ、お値段は決して安くない。特に、ショーケースで主役級の存在感を発揮していた「黒ハッシュドビーフパン」は1つ440円である。
コンビニの惣菜パンと比べたら明らかに高いが、ココイチ的には「コンビニと比べるものじゃないですよ〜味が別次元ですから」って感じなのかもしれない。
そのあたりは実際に食べてみないとなんとも言えないと思ったものの、先に中身をチェック。「黒ハッシュドビーフパン」を包丁で割ってみると……
おぉ〜〜〜!
肉がすごい!
大きめサイズの肉塊がゴロゴロしており、これはたしかに一般的な惣菜パンのレベルではない。
なるほど。ココイチだからてっきり中のソース的な部分に特徴があるのかと思ったが、肉も手を抜いてないというわけか。
食べてみると、辛すぎず、甘すぎず。コクが強くて、間違いなく美味い。なんというか、全体的にミッチリしていて、名古屋的サービス精神をほのかに感じる。
これはカレーパンやあんぱんなど他のパンも同様で、食べてみると「高いな〜」とは感じなかった。
なんというか、どれも普通に見えて、「普通」と言い切れない何かがあるのだ。それこそ、ココイチのカレーのように「一見どこにでもありそうだが唯一無二で、ハマると抜け出せなくなる味」と言っていいかもしれない。
ちなみに、私が「SPICE UP! COCOICHI BAKERY」を見つけたのは、ココイチ新宿エルタワー店。
他にも名古屋の名鉄サンロードなどにあるようなので、気になる方は公式SNSをチェックしてくれ。
参考リンク:X @COCOICHI_BAKERY、@curryichibanya
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.