地域で「美味しく」国際交流 東本郷でタイ料理体験会
地域住民の国際理解促進のため、みどり国際交流ラウンジは2月9日、東本郷地域ケアプラザで「タイ料理体験会」を開催した(共催・同地域ケアプラザ)。
同ラウンジによると、東本郷地区の住民を中心に、子どもから大人まで23人が参加した。講師として招かれたのは、タイ出身で区内在住の泉ノンヤウさん=人物風土記で紹介=。グリーンカレーの作り方を指導し、参加者たちは野菜を切るなどして調理に加わった。
レモングラスティーも用意したほか、タイで家庭料理として親しまれているというスープも作ったノンヤウさん。参加者と共に味わいながら交流を深め、後日「楽しかった。いろいろな年齢の人が参加していたので、どうすればみんなの口に合う味にできるか考えながら作った」と流ちょうな日本語で話した。
会場ではタイ人の男性がプロジェクターを使い、タイについて紹介する場面もあった。首都バンコクの正式名称が非常に長いことや、女性と男性とで使う言葉が違うことなども伝えた。
同ラウンジの飯田信子さんは「参加者の皆さんが喜んでくれてうれしい。体験会を通じ、参加した皆さんが外国に大変関心を持っていることが分かった。今後も、さらに国際交流が進むように活動していきたい」と語った。