3人目が欲しいかも!? 子ども好きでなかった私が出産を経て考える家族計画
夫と子ども2人の4人で暮らすアラフォーライターの“くろみつ”です。3歳の長男は幼稚園に預け、1歳の次男は自宅でみながら、ライティングの仕事をしています。2014年、34歳の時に長男、2018年、37歳で次男を出産。出産前は、子どもは2人で充分と思っていましたが、出産後、その気持ちは揺れ動いています…。
結婚5年目でゆるゆると始めた妊活。希望は2人きょうだい
私は1980年生まれの田舎育ち。私の田舎ではそれが一般的だったこともあり、将来的に結婚して子どもを産むものだと漠然と思っていました。でも20代の頃は仕事をバリバリしたいという気持ちもあり、「子どもを産もう」なんて微塵も考えたことはありませんでした。
そんな中、30歳を前に結婚した私。しかし、仕事をやり残した感があり、すぐに子どもとは思えませんでした。
「そろそろ子どもが生まれてもいいかな」と思ったのは結婚後3年くらい経ってから。でも、なかなか授からないまま35歳が近づき…、真剣に妊活を始めました。
3人いてもいいかも!? 充実した赤ちゃんとの生活
半年ほどの妊活で運よく長男を授かることができました。そして無事出産。初めての赤ちゃんとの生活は大変ではありましたが、初めてのことが楽しく、とても充実していました。
毎日の生活に満足していたことから、いつしか「もし叶うなら3人産みたいな」と思うようになったのです。夫は4人兄弟ということもあり、抵抗感なく「それもいいかもね」と言ってくれていました。
2人目を具体的に考えるようになったのは、長男がひとりでしっかり歩けるようになった1歳3ヶ月の頃。育児が少し楽になったと感じることがあったからです。
自分の年齢のこともあり、できれば2歳差で、というのが理想。授乳はまだ続けていましたが、同時期に生理も回復し、その約半年後、次男を妊娠。2歳5ヶ月差で出産しました。
2人育児は大変! 余裕がなく3人目はお蔵入り
「2人育児は、みんなやっていることだし楽勝!」
すぐにそんな考えは甘かったことを実感することになりました。赤ちゃん(次男)のお世話自体は経験があるので、心配ごとも少なく、全く苦になりませんでした。
困ったのは長男。ひとりだったときはおだやかな性格で、癇癪も少なく、比較的育てやすいと言われる子どもでした。しかし次男が生まれ、赤ちゃん返り…。本格的なイヤイヤ期と赤ちゃん返りがダブルでやってきたのです。
そして、疲れがたまったせいなのか、ホルモンの影響なのか、私自身、長男の全てがかわいく感じなくなるという事態に(世に聞く「上の子かわいくない症候群」というものでしょうか…)。
それで「3人目なんて絶対無理!」と思うようになってしまいました。
育児に少し余裕ができて考える3人目の具体的プラン
しかし、現在、長男3歳11ヶ月、次男1歳6ヶ月。大変な中にも、育児に少し余裕が出てきました。そうなって、また3人目を考えるようになってきました。
教育費などの現実的な試算もしてみて、真面目に考えれば考えるほど、2人にしておいた方がいいというのはわかります。
でも、「3人子どもがいる生活ってどんなだろう」、「今度はどんな性格の子が生まれてくるのだろう」、「かわいい赤ちゃんをもう一度抱いてみたい」など欲が出てきます。
いつ産むかという問題もあり、2人育児の大変さを考えると、次男が幼稚園入園後に妊娠、出産をしたいというのが本音。しかし、そうすると出産するのが40歳になってしまうのも現実なのです。
長男は、妊娠38週、体重3108g、身長51.0cm。次男は妊娠37週、体重3198g、身長50.4cmで生まれました。どうしたら3人目を産めるのか。夫が毎日5時に帰ってきてくれたら、もう少し若かったら、上の子を帝王切開ではなく、自然分娩で産んでいたら、仕事を続けていて収入がもう少しあればなど、考えればきりがありません。しかし、2度の出産を経験して、「妊娠・出産は本当に奇跡の積み重ねだな」と感じるようになりました。今は深く考えず、でも、もし授かることがあれば迎え入れる準備だけはしておこうと考える今日この頃です。
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夫と子ども2人と暮らすアラフォーライター。2014年に長男、2018年に次男を出産し、もうひとり女の子が欲しいけどいろいろ考えると厳しいなと考える今日この頃です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。