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記事で振り返る2024年【1月・2月】

赤穂民報

 さまざまな事件や話題があった2024年。本紙が伝えた記事を国内、海外のニュースと合わせて振り返る。あなたの印象に残るのはどの出来事?

 ▼印は本紙記事、▽印は国内、海外の主な出来事。年齢、学年、所属、役職などはいずれも記事掲載当時。

 〔1月〕

 ▼路傍に善意の書、続けて30年=高野の田端地区で市道沿いに人生訓や警句などを月替わりで張り出す掲示板。近くに住む元警察官の鎌田正彰さん(78)が事故のない明るい社会を願って30年書き続けている。

 ▼能登地震被災地で緊援隊など活動=赤穂市消防本部が緊急消防援助隊を派遣したのをはじめ、赤穂市、医療機関、市社会福祉協議会、関西福祉大学などが現地で活動。

 ▼JR赤穂線政策コンテストで優秀賞=データによる地域課題の分析を踏まえた地域活性化プランを競う「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」の官民連携の部で相生産業高校商品開発チームが優秀賞。

 ▼赤穂の小学校にも「大谷グローブ」=メジャーリーガーの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブが赤穂市にも到着。赤穂市少年野球連絡会(河原智士会長)から贈呈された公式球とともに市内10校に。

 ▼日本ベテランズ柔道で5度目V=柔道の「日本ベテランズ国際大会」で上仮屋の池田正男七段(80)が男子80〜84歳81キロ級で5年ぶり5度目の優勝。

 ▼市老人ク連合会が60周年=シニア世代の仲間づくりを通した生きがいや健康づくり、地域貢献を目的とする赤穂市老人クラブ連合会(福本俊弘会長)が創立60周年を祝う記念式典。

 ▼恋ヶ浜の「国境石」破損=明治維新以前の播磨国と備前国の境界を示す鷏和の「国境石」が破損。原因は不明。

▽能登地方で大地震、津波被害も

▽日航機と海保機が衝突炎上

▽自民議員に政治資金不正、派閥解散へ

▽JAXA無人探査機が月面着陸

▽台湾総統選、頼清徳氏が初当選

 〔2月〕

 ▼赤穂緞通作家に「ふるさと文化賞」=公益財団法人兵庫県芸術文化協会の「第42回ふるさと文化賞」に上郡町高山の赤穂緞通作家、見並なおこさん(47)。師匠の故阪口キリヱさんに続く受賞。

 ▼地域完結型医療へ方針転換=2024年度から27年度の「赤穂市民病院公立病院経営強化プラン」の計画案が公表。播磨姫路圏域の基幹病院である県立はりま姫路総合医療センターを中心に役割分担と連携強化を図り、目指す医療のあり方を「自院完結型」から「地域完結型」へとシフトする方針を示した。

 ▼少年野球の新チーム誕生=「エンジョイベースボール」をスローガンに軟式少年野球クラブ「赤穂ブルーオーシャンズ」が発足。

 ▼「塩とジオ」でブラタモリ風動画=「『日本第一』の塩を産したまち」として日本遺産に認定された赤穂の魅力を歴史と地理の視点から発信しようと、市民有志の「播州赤穂の塩・ジオ研究会」がPR動画を自主製作。タモリのそっくりさんも出演。

 ▼当初予算案、過去最大規模=赤穂市の当初予算一般会計が過去最大の263億1000万円。ごみ処理施設の大規模改修、新学校給食センター整備といった大型投資事業が重なることなど要因。

 ▼救急出動2年連続で過去最多=赤穂市消防本部は2023年の火災・救助・救急の出動状況をまとめ、赤穂市内の救急車の出動件数は2573件で、過去最多だった前年を上回った。

 ▼オリジナル天日塩を受注生産=坂越の製塩会社「赤穂化成」は天日塩生産施設「天のハウス」を新設。オーナーの要望に応じて塩分やミネラル量、結晶の大きさを調整する受注生産を始めた。

 ▼社会人野球チームが赤穂に本拠地=YBSホールディングス硬式野球部と赤穂市が連携協定を結び、本拠地を城南緑地の赤穂トラストホープ球場に。

▽H3ロケット打ち上げ初成功

▽日経平均株価がバブル期超え

▽ロシアの反政権指導者ナワリヌイ氏が獄死

▽スウェーデンがNATO加盟

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