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近年話題の注目作品が多数!6月配信開始 VOD韓国映画10選

Danmee

韓国映画『コンクリート・ユートピア』主演イ・ビョンホン ©Danmee

映画館に足を運ばなくても、自宅のリビングで極上の韓国映画を楽しめる時代。

来たる6月は、AmazonプライムビデオやHuluといった主要VODで、近年話題となった注目の韓国映画10本が続々と配信を開始する。

スリル満点のクライム・アクションから心を揺さぶるサスペンス、思わず笑ってしまうコメディまで、ジャンルも多彩。

平日の疲れを癒す“おうち時間”にも、華金の夜更かしタイムにもぴったりのラインナップがそろっている。

本記事では、6月に配信される注目の韓国映画を、各VODごとの視聴ガイドとともに詳しくご紹介する。(2025年5月30日現在)

(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!

Amazonプライムビデオ

2025年6月よりAmazonプライムビデオで楽しめる韓国映画は、以下の通り。

『ソウルの春』(2023)

1作目は、歴史の渦中に立たされた男たちの決断を描く緊迫のポリティカルスリラー『ソウルの春』。

1979年12月、“ソウルの春”と呼ばれる民主化運動の高まりとともに、韓国で実際に起きた軍事クーデターを題材に、反乱軍と鎮圧軍の激突を描いた作品。

ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュンといった韓国映画界を代表する俳優たちが一堂に会し、歴史の裏側にあった“決断と信念”に迫る。

韓国国内では観客動員数1312万人を突破し、歴代興行収入9位にランクイン。

さらに「第60回百想芸術大賞」「第45回青龍映画賞」など数々の映画賞を受賞し、作品のみならずキャスト陣の演技力も高く評価された。

圧巻の演出と緊張感に包まれた重厚な1本は、韓国現代史に触れるきっかけとしても見逃せない。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ/2025年6月6日(金) ※見放題独占配信

『極限境界線~救出までの18日間~』(2023)

2作目は、極限下の決断と信念を描いた実話ベースのサスペンス作品『極限境界線~救出までの18日間~』をご紹介する。

2007年、アフガニスタンで実際に起きた韓国人23名の拉致事件をもとに、命を懸けた救出作戦の18日間を描く、緊迫のサスペンス。

ヨルダンでの大規模ロケによる壮大なスケールと乾いた砂漠の質感が、視覚的にも緊張感を高める演出に。

ファン・ジョンミンとヒョンビン、初共演の二人が極限状態でぶつかり合う熱演は、見応え十分の一本。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ/2025年6月20日(金)

Hulu

2025年6月よりHuluで楽しめる韓国映画は、以下の通り。

『スイッチ 人生最高の贈り物』(2023)

1作目は、韓国映画らしい“笑いと涙”のバランスが心に沁みる、人生入れ替わりコメディ『スイッチ 人生最高の贈り物』。

トップ俳優として華やかな独身生活を謳歌していたパク・ガン(クォン・サンウ扮)は、クリスマスイブの夜、長年の相棒であり唯一の親友でもあるマネージャーのチョ・ユン(オ・ジョンセ扮)と、ひょんなことから人生が入れ替わってしまう。そして、家族のいる“平凡な毎日”に戸惑いながらも、ガンは次第に“本当に大切なもの”に気づいていく。

クォン・サンウ、オ・ジョンセ、イ・ミンジョンといった実力派キャストが魅せる絶妙な掛け合いに加え、日常の幸せを再発見させてくれる温かなストーリー展開も見どころ。

くすっと笑えて、最後はほろりと泣ける、まさに“人生最高の贈り物”のような一本。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月1日(日)

『秘密~許せない真実~』(2023)

2作目にご紹介する作品は、過去と現在が絡み合う、静かに深く迫る心理サスペンス『秘密~許せない真実~』。

惨殺死体のそばで見つかったのは、血に滲んだ日記の切れ端。その一片が、10年前に起きたある青年の自殺事件とつながり、現在進行中の連続殺人事件を引き寄せていく。

主人公の刑事ドングンは、捜査の過程で次第に“封印していた自身の過去”と向き合うことを余儀なくされ、やがてひとつの“許されざる真実”に辿り着く。

主演は、繊細かつ迫真の演技に定評のあるキム・ジョンヒョン。

緻密に張り巡らされた伏線と、過去と現在が交錯する物語構成が観る者の心をじわりと締めつける、静かな衝撃をもたらすサスペンス作品。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月1日(日)

『マイ・ハート・パピー』(2023)

3作目は、“犬と人間の絆”が胸を打つ、涙あり笑いありのハートフル・ロードムービー『マイ・ハート・パピー』をご紹介。

愛犬“ルーニー”の里親を探すために旅に出た人生崖っぷちの2人の男が、その道中で出会ったのは、行き場を失ったたくさんの子犬たち。

愛犬との別れに向き合いながら、人と犬との間に芽生える優しい絆と成長を、温かな眼差しで描いた感動のロードムービー。

主演は、チャ・テヒョンと、ユ・ヨンソク。愛犬家にはたまらない、癒しと涙に包まれた一本として、観る者の心をじんわりとあたためてくれる。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月5日(木)

『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』(2023)

4作目は、誰もが使う“あのサービス”が恐怖の入り口に..現代社会に警鐘を鳴らすスリラー『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』をご紹介する。

日常的に使われている中古取引アプリやSNS、その便利さの裏側に潜む危険を鋭く描いた現代型サスペンススリラー。

ある日、新居に引っ越したスヒョン(シン・ヘソン扮)はフリマサービスでの取引をきっかけに、得体の知れない“出品者”に狙われ、次第に不穏な影に追い詰められていく。

「もしかしたら自分も・・」と思わせるリアルな恐怖と、“誰でも被害者になり得る時代”への問題提起が込められた緊迫の一作。

主演のシン・ヘソンが、極限の不安と恐怖にさらされながらも真相に迫っていく姿は圧巻。

見終わった後、スマホを見る手が一瞬止まるかもしれない。そんな身近でぞっとするスリラーがここに。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月5日(木)

『ザ・ガーディアン/守護者』(2023)

5作目にご紹介する作品は、チョン・ウソンが魅せる静かに燃える“守る者”の覚悟『ザ・ガーディアン/守護者』。

10年の刑期を終えて社会に戻った男と、彼を再び闇に引きずり込もうとする者たち。迫りくる敵、巻き込まれる家族、そして平穏を願う者の本能がぶつかる、渋さと哀しみに満ちた韓国発アクション映画。

チョン・ウソン、キム・ナムギル、パク・ソンウンといった実力派俳優陣が火花を散らす、見応えある緊迫のドラマが展開する。

主演のチョン・ウソンは本作で、「第42回ハワイ国際映画祭」でハレクラニキャリア功労賞を受賞した。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月5日(木)

『コンクリート・ユートピア』(2023)

6作目は、残された“楽園”が地獄へと変わる――息詰まる極限のパニックスリラー『コンクリート・ユートピア』をご紹介する。

世界規模の大災害により、ソウルの街は瓦礫と化した。唯一崩壊を免れたマンションに生存者たちが集まるが、その“安全地帯”は次第に恐怖と不信に満ちた密室と化していく。

生き延びるために選ぶのは“共存”か“排除”か・・人間の本性がむき出しになる心理戦が展開される。

主演はイ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンという豪華トリオ。圧倒的な緊張感と演技のぶつかり合いは息をのむ迫力。

「第32回釜日映画賞」「第59回大鐘賞」「第44回青龍映画賞」など、作品・キャストともに高く評価され、多くの映画賞を席巻した注目作。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月7日(土)

『ザ・バッド・ガイズ』(2019)

7作目にご紹介する作品は、『ザ・バッド・ガイズ』。

凶悪犯が集団脱走するという前代未聞の事件を受け、警察は“元犯罪者”4人を集めた極秘プロジェクト“特殊犯罪捜査課”を再び動かす。

彼らの任務は、法律では裁ききれない悪を“悪で制する”ことだが、捜査の裏には国家規模の陰謀が潜んでいた。

マ・ドンソクが体を張った豪快なアクションで暴れまくり、キム・サンジュン、キム・アジュン、チャン・ギヨンらとの絶妙なチームプレイも光る。

OCNの人気ドラマ『バッドガイズ~悪い奴ら~』をスケールアップして映画化した本作は、スピード感・破壊力・爽快感が詰まった一本。

頭を空っぽにしてスカッとしたい夜にぴったりの、王道クライム・アクション。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月7日(土)

『シャーク 覚醒』(2021)

最後は、魂を削って立ち上がり、暴力と恐怖を超えて“生きる意味”を問うアクション『シャーク 覚醒』をご紹介する。

壮絶ないじめによりすべてを失い、少年院へ送られた少年ウソル。日常的に暴力が支配するその場所で、彼は総合格闘技の元チャンピオンと出会い、“生き残るための強さ”を学び始める。

そして限界を越える鍛錬の果てに、ウソルは“尊厳”をかけた人生最後の戦いへと身を投じていく。

主演は『太陽の末裔 Love Under The Sun』(KBS/2016)、『被告人』(SBS/2017)などで知られるキム・ミンソクと、今やグローバル俳優となったウィ・ハジュン。

魂を燃やす肉弾戦と、内面の成長が交錯する本作は、観る者にも“何を守るために闘うのか”を問いかけてくるアクションドラマの快作。

●日本配信情報:Hulu/2025年6月8日(日)

(ライター/ダンミ 編集部)

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