【野田市】まるで秘密基地みたい! ワライグマ基地のだ~みんなの居場所~
ワライグマ基地のだ(以下、のだ基地)は野田市の数少ない居場所支援施設。
空き家を改装して昨年9月末に開所し、半年で約130人が利用しています。
子どもも大人も利用できる場所
のだ基地は、毎週月曜日に午前・午後の2部体制で無料開放しています。
第1部は週明けの学校への行き渋りや、行く場所がないと感じる子ども向けに、穏やかな時間を提供。
第2部では、保護者が忙しい時間帯の子どもたちが、放課後を自由に過ごしたり、宿題のサポート目的で来たりと比較的にぎやかです。
スタッフは常駐していますが基本は見守りが中心で、いざというときだけ支援するスタンス。
時には、子育てに疲れているママ向けにヘッドスパのイベントをしたり、子ども向けには季節のイベントを行ったり、飽きずに楽しめることを意識しているそうです。
「何とかしなければ」から今がある
のだ基地は、常駐スタッフの小林通雄さん(代表)と菊地崇博さんを中心に発足した市民活動団体です。
二人とも元フリースクールの職員で、教員免許と放課後児童指導員資格も所持。
立ち上げたきっかけは「野田市には居場所が少ない」という声を耳にすることが増えたことだそうです。
「地元で活動をしようと動き出してみると、さまざまな方から居場所を求める声やお困り事を聞くことが増えました。それなら『何とかしなければ』と思い、今があります」と小林さん。
さらに「活動を継続するには、場所の認知や状況を理解してくれる人を増やす必要があります。そうすれば支援の幅も広がります」とも。
子どもたちの笑顔を増やしたいという思いで命名したワライグマ基地のだ。
来所には予約が必要です。
詳細はホームページで確認を。(取材・執筆/おーだ)
ワライグマ基地のだ
住所/千葉県野田市大殿井185-1-201
駐車場/2台
アクセス/まめバス「大殿井」バス停下車
開催日時/毎週月曜日(祝日除く)
第1部=午前11時30分~午後2時、第2部=午後3時~午後5時
料金/無料(事前予約制)
ホームページ/https://laugh-bear.com/nodakichi/
問い合わせ
電話番号/070-1359-9317
ワライグマ基地のだ 小林