犬との生活に潜んでいるトラブル4つ 愛犬を危険な目に合わせないためにできることとは
犬との生活に潜んでいるトラブル
1.熱中症
犬が最も熱中症になりやすいのは6月~8月。特に午後は気温・湿度が高くなりやすく、リスクが上がります。
地域にもよりますが、4月~5月頃からすでに熱中症対策が必要です。
✔外気温が22℃湿度60%を超えるとリスク上昇
✔犬は人間よりも体感温度が10℃以上高いとされる
冷房や犬用の暑さ対策グッズを活用し、室内の温度管理を徹底しましょう。また、日差しの強い時間帯の散歩は避け、日陰でも地面の熱さを手で確認するのがポイントです。
さらに車内に犬を残しての買い物は、命の危険があるので絶対にやめましょう。
2.誤飲誤食
犬は食べ物だけでなく、身の回りにあるあらゆるものを口に入れてしまうことがあります。
飲み込んだもので喉を詰まらせたり、飲み込んだものが食道に突き刺さったり、中毒症状を引き起こすこともありますし、腸閉塞を引き起こすこともあります。
犬が誤飲誤食するものは、食べ物ばかりではありません。庭に置かれている土や肥料、化粧品や文房具、紐やヘアゴム、タオルや靴下など、届く範囲にあるものを何でも口の中に入れてしまいます。
部屋の整理整頓を徹底し、散歩中はスマホを見ずに犬から目を離さないようにしましょう。「ちょっと目を離した隙に」が大きな事故につながるのが犬との暮らしです。
3.高い場所からの飛び降りによる脱臼や骨折
ソファーやベッドなど、犬が高い場所から飛び降りる習慣があるご家庭は要注意です。
犬にとっての高所からの着地は、手足や関節に大きな負担を与えます。衝撃が大きければ、脱臼・骨折といった大ケガにつながることも。
✔ソファやベッドの上り下りをさせない
✔飼い主が抱っこしてサポートする
✔犬用スロープを設置する
このような対策で、事故を未然に防ぎましょう。医療費もかかるため、予防が大切です。
4.犬同士の咬みつき事故
犬との生活に潜んでいるトラブルには、犬同士の咬みつき事故があります。
ドッグランで楽しそうに遊んでいたところ、後ろからやって来た犬にガブリッ!なんてことが起こることがあります。
おもちゃを引っ張り合って楽しく遊んでいたところ、奪い合いになり、咬みつき事故に発展した、なんてことも起こることがあります。
多頭飼いをしていると、普段はとっても仲良しな犬同士も、咬みつき事故を起こすことがあります。
犬が咬みついてしまうとき、興奮していることが多いです。愛犬や周りの犬に興奮している様子が見られるときは、すぐに引き離し、落ち着きを取り戻してから遊ばせるようにしましょう。
多頭飼いをしている犬同士が喧嘩をしやすいときは、部屋を分けたり、それぞれのケージに入ってもらってお留守番をさせたり、安全対策をしましょう。
まとめ
犬との生活に潜んでいるトラブルを4つ解説しました。
✔熱中症
✔誤飲誤食
✔高い場所からの飛び降りによる脱臼や骨折
✔犬同士の咬みつき事故
犬との生活には何かとトラブルがつきものですが、愛犬の命に関わるトラブルも多くあります。愛犬に起こりやすいトラブルを知り、安全と命を守るための対策をしましょう。