「電気代が高い人」がやりがちな“照明のNGな使い方3つ”「よくやってた…」「照明も侮れない」
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。最近は、電気代の値上がりが気になる人もいますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、電気代が高い人がやりがちな照明の使い方をご紹介します。
(1)LEDに交換しない
少しでも電気代を節約したいと考えるなら、まずは電球をLEDに変えることをおすすめします。
すでにLEDに変更済みの人からすると、あたり前のように感じるかもしれませんが、電気代が高すぎる人の中には、LEDへの変更を後回しにしている人も意外と多いものです。
もちろん、一度に部屋中の電球をLEDに変更しようとすると、まとまった出費になるため躊躇することもありますよね。そんなときは電球が切れたタイミングなど、交換しやすい時にひとつずつ変えていくと、一時的な出費の増加も大きくなりすぎずに済ませられます。
どのような電球に変えたらいいか分からないという人は、お店の人に相談してみると丁寧に教えてもらえることも多いものですから、買い替えの際に思い切って相談してみるのもおすすめですよ。
(2)インテリアにこだわりすぎる
照明にこだわりのあるご家庭ですと、間接照明を各部屋ごとに取り入れるなど、そもそも利用している照明の数が多すぎることで電気代が高くなっていることもありますよ。
また、インテリアとして素敵な空間を演出することにこだわるあまり、照明を選ぶ際に消費電力量を意識せずに購入している人も多く、そもそも消費電力の高い照明を使っているケースも意外と多いものです。
インテリアとして照明を使用することは、素敵なことではありますが、電気代が高すぎると感じるなら、インテリアと消費電力量とのバランスについても考えたいものです。
人が集まるリビングの照明にはこだわるけれど、その他の部屋のこだわりは減らすなど、電気代が気になるなら、部屋ごとにこだわりを調節するのも一つの方法です。
(3)つけっぱなしに気を配らない
キッチン、浴室、トイレなど、使用中以外はつける必要のない照明を、つい消し忘れてそのままにしてしまう人も多いものです。
特に一軒家にお住まいで、リビングと浴室が離れているなど、時間帯により出入りの少ない場所がある人ほど、照明がつけっぱなしになっていることに長時間気がつかないことも。
寝る前、出かける前など、長時間照明を必要としない時間帯は、戸締りと一緒に照明のチェックも習慣化するなど、つけっぱなしを防ぐ工夫を取り入れましょう。
電気代が気になる人は見直して
電気代が高すぎると感じる人は、照明にかかる電気代についても気を配ると、毎日ささやかでも着実な節電の効果が見込めます。電気代の節約は、毎日小さなことを当たり前のように積み上げられる人ほど成功しやすいものですので、電気代が気になるなら照明の電気代についても気を配ってみてくださいね。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー