「リビングがキレイな人」は置かない“ちょい置きしがちなもの”3つ→「うちにもある…」「定位置決める」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)で整理収納アドバイザーの三木ちなです。家族でくつろぐリビングは、ものであふれやすい場所のひとつ。しかし、キレイに整頓されたリビングを維持するには、「仕方ない」と諦めてはいけません。ここでは、置きっぱなしを避けたい「リビングにちょい置きされがちなもの」を3つご紹介します。
1.宿題やプリント
子育て中の方は、学校からもらってくるお手紙や宿題プリントでテーブルが埋まってしまうのも“あるある”なのでは? わが家にも小学生が2人いますが、リビング学習がいいようで、しょっちゅうプリントが置きっぱなしになっています。
そんなプリント類は、できるだけすぐに片付けるのが一番。宿題はやり終わったらすぐにランドセルへ、給食の献立表やイベントのお手紙はキッチンの壁に貼り付けています。
紙類はあっという間に散らかるので、初動が大事。「後でやろう」は避けて、テーブルの上から早くどかすことを意識しましょう。
2.食べかけのお菓子
おやつタイムの後は、テーブルにお菓子が出っぱなしになるのもありがちな光景。わが家も、食べ終わった後のお菓子の袋がそのままになっていたり、食べかけのお菓子が置いたままになっていたりすることがよくあります。
こういったお菓子類は、食べるところから片付けるまでをセットで考えましょう。子どもに対しても、「食べるのなら最後の処理まできちんと行う」約束ごとを決めています。片付け忘れていたらすぐに声をかけて、食べ残した分はお菓子ワゴンへ収納。
お菓子を食べるときのルールをきちんと決めると、片付けるクセが少しずつ身につくはずです。
3.アクセサリー
わたしにとっても現在進行形で課題になっている、アクセサリーの置きっぱなし問題。わが家は子どもが全員女の子ということもあり、ヘアゴムやヘアピンがあちらこちらに散らばっています。
まだまだ解決とは言えませんが、子どもでも手が届く場所に定位置を設置。少しずつですが片付けの習慣がついてきている気がします。
子どもが片付けるものは、あえて仕分けをせず「引き出しに入れる」だけの大雑把な収納に。細かく分けると片付けが続かなくなってしまうので、わざとハードルを下げた片付け方法を取り入れるのもおすすめです。
「定位置」をつくると家族の協力も得られやすい
リビングに“ちょい置き”されがちなものは、定位置をつくると元に戻す習慣がつきやすいです。
定位置は家族が使いやすい場所にすることも大事。きちんと話し合ったうえで、使ったら戻しやすいしくみをつくりましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア