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カリフォルニアスタイルの家とは?特徴やポイント、施工事例もご紹介

リブタイムズ

カリフォルニアスタイルの家とは?特徴やポイント、施工事例もご紹介

カリフォルニアスタイルの素敵な家に憧れる方もいるのではないでしょうか。外観や内装などにこだわった住まいは、おしゃれで豊かな暮らしを実現してくれます。カリフォルニアスタイルの家を目指すなら、ポイントを押さえた家づくりをすることが大切です。

この記事では、カリフォルニアスタイルの家の特徴や家づくりのポイント、メリットと注意点について解説します。併せて、施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

カリフォルニアスタイルの家とは?

カリフォルニアスタイルの家とは、アメリカのカリフォルニア西海岸に並ぶ家をイメージしたアメリカンスタイルの家のことをいいます。

明るく開放的で大きな窓からは自然光が注がれ、海や空をイメージさせるナチュラルな色使いが印象的です。カリフォルニアスタイルの特徴は、建物の外観や内装、外構やインテリアなど、随所に表現されています。

カリフォルニアスタイルの家の特徴6選

カリフォルニアスタイルの家には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。くわしく見ていきましょう。

1.ブルーや白を基調としたさわやかな外観

カリフォルニアスタイルの家は、さわやかな青や白など、アメリカ西海岸の海や空をイメージさせる色使いが特徴です。青と白はナチュラルな木材の色ともよく合います。外観だけでなく、インテリアにも青と白を取り入れることで、カリフォルニアスタイルの家に近づきます。

たとえば「白で統一した空間にアクセントとして青色のアイテムを置く」「青色のデニム素材のアイテムを取り入れる」などのカラーコーディネートがおすすめです。

2.カバードポーチやウッドデッキ付き

カリフォルニアスタイルの家といえば、玄関から繋がる大きなカバードポーチやウッドデッキの組み合わせです。

カバードポーチとは、屋根がかかっているポーチやデッキのことをいいます。カバードポーチは玄関だけでなく、庭に面したリビングまで広々とした屋根に覆われているのが特徴です。
雨や強い日差しを防げるのはもちろん、ウッドデッキは子どもの遊び場などのアクティブスペースとして、また家族や友人とバーベキューやお茶を楽しむなど、アウトドアリビングとしても活用できます。

3.ラップサイディングの外壁

カリフォルニアスタイルの家には、ラップサイディングの外壁があるのも特徴です。ラップサイディングとは、幅の細い板を1枚1枚貼り重ねたもので、日が当たると影が生まれます。

日の位置や天気により変わる雰囲気が印象的です。ラップサイディングは外観にメリハリを生み、カリフォルニアスタイルの風合いが漂います。

4.マリンランプの照明

カリフォルニアスタイルの家を象徴するのが、マリンランプの照明です。マリンランプとは、船乗りたちが航海の際に使っていたランプのことを指します。マリンランプは、装飾をそぎ落とし、最低限の機能を持たせたものです。

アメリカンテイストのカリフォルニアスタイルの家に近づけるなら、マリンランプを取り入れてみてください。クラシックでレトロな見た目を楽しむことができるでしょう。

5.ナチュラルビンテージの内装

カリフォルニアスタイルの家には、ヴィンテージ感のある小物やインテリアを加えましょう。ヴィンテージ感が、さわやかな内装のカリフォルニアスタイルにマッチします。

また、ホワイトのナチュラルな雰囲気をベースに、ブルーやブラウンのアクセントカラーをバランスよく配置するのが、おしゃれに仕上げるポイントです。

6.金網フェンスや芝生の外構

本場のカリフォルニアスタイルの家は、外構にもこだわりがあります。外構部分にレトロ感のある金網フェンスを使い、庭には青々と茂る芝生を敷き詰めるなど、ナチュラルな雰囲気を持たせることを意識しましょう.

カリフォルニアスタイルの家づくりの6つのポイント

カリフォルニアスタイルの家づくりでは、次のポイントを押さえることが大切です。それぞれのポイントについて、くわしく見ていきましょう。

1.間仕切りを少なくして開放感のある空間に仕上げる

家族みんなが集うLDKを開放感のある広々とした空間にすることで、カリフォルニアスタイルに近づきます。間仕切りをなくして、ひと繋ぎのLDKにして床面積を広げるのも効果的です。

実際に面積を広げられない場合も、窓の配置を工夫することで、視線が抜けて床面積以上の広さを感じられます。

2.天窓や大きな開口部などで自然光を採り込む

さわやかなカリフォルニアスタイルの家には、たっぷり自然光を採り入れるのがポイントです。窓の配置は快適性やデザイン、外観の仕上がりを考慮し、じっくり検討する必要があります。

窓のサイズや高さにこだわって、明るく温もりの感じられる家づくりを心掛けましょう。

3.性能に優れた収納スペースを作る

カリフォルニアスタイルの素敵なデザインを壊さないためにも、十分な収納スペースをつくり、整理整頓できる環境にしましょう。

市販の収納アイテムで収納不足を補うのも方法のひとつですが、部屋に凹凸が生まれて、設計時の雰囲気や開放感が損なわれてしまう場合があります。つくりつけの収納をつくり、収納不足を防ぐのが基本です。

4.家具や雑貨までトータルコーディネートする

完成度の高いカリフォルニアスタイルの家を目指すなら、内装とインテリアの世界観を統一することが大切です。ソファやカーテンなどのインテリアから、小物などの雑貨まで、内装とマッチするアイテムを揃えましょう。

5.ヴィンテージ感を意識する

カリフォルニアスタイルの家は、内装も外観も現代的なデザインを避け、ヴィンテージ感を意識してみてください。内装のベースはナチュラルな木目とシンプルなデザインで、レトロ感のある雰囲気に仕上げましょう。

建具や収納の扉も、木目調のものはヴィンテージ感が出ます。外観もアルミや樹脂よりも、アイアンや板塀のフェンス、レンガや枕木などの建材を選ぶとよいでしょう。

6.外観にもこだわる

魅力的なカリフォルニアスタイルの家にするなら、外観も内装のように、トータルコーディネートしましょう。

外壁屋根、玄関のアプローチ、駐車場、門扉、フェンス、シンボルツリーなど、細かい部分まで統一感を持たせるのがポイントです。ヤシの木や芝生などのグリーンを取り入れれば、西海岸に近いアメリカンテイストの外観の雰囲気を出せます。

後悔したくない!カリフォルニアスタイルの家のメリットと注意点

カリフォルニアスタイルの家を検討するなら、メリットとデメリットとなる注意点の両面を知っておくことが大切です。ここでは、それぞれについて見ていきましょう。

カリフォルニアスタイルの家のメリット

カリフォルニアスタイルの家のメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

・ダイナミックな外観:重心が低くて安定感がある・開放的な室内空間:カバードポーチは室内外を緩やかにつなげて一体感を生む・室内からの視界の広さ:広々とした前庭をつくることで視界が広がる・太陽光パネルを設置しやすい:屋根が広く、日差しを活かせる住宅様式

カリフォルニアスタイルの家はおしゃれなデザインだけでなく、機能面でも良い点があります。

カリフォルニアスタイルの家の注意点

カリフォルニアスタイルの家の注意点としては、以下のようなことが挙げられます。

・リビングが暗くなる場合がある:カバードポーチに面した部屋は日当たりが悪い・ポーチを使う用途がない:用途がなければデッドスペースになることも・建ぺい率の関係で部屋が狭くなる:カバードポーチは建築面積に含まれる・外部からの視線が気になる:リビングを外に開けた間取りになっているため・街並みとの調和に配慮する必要がある:自治体により景観条例などの制限がある

カリフォルニアスタイルの家を検討する場合は、あらかじめ上記の注意点もチェックしておきましょう。

カリフォルニアスタイルの家のデザイン施工事例

カリフォルニアスタイルの家のイメージをより具体化するために、施工事例を参考にしてみましょう。以下はその一例です。

住宅密集地でも視線を気にせず暮らせる家

昔ながらの住宅密集地は、人通りが多いのが懸念点です。そのため、ハイサイドの窓を設けることで、光を十分に採り込み、明るさも通風も十分な空間をつくり出すことで懸念点を解消。周囲の視線を遮りながら、のびのび楽しい暮らしを実現した施工事例です。

中庭を楽しむコンパクトハウス

カリフォルニアスタイルの中でもコンパクトな家は、開口部を大きくすることが大切です。それにより、延べ床面積以上の広がりを感じさせることができます。中庭と繋がるLDKは、緑を楽しめるのはもちろん、吹き抜けにすることで、縦にも広がりを感じられるでしょう。

土地の狭さを感じさせない大空間

狭い土地に建てる場合は、室内に効率よく日の光を採り込むのがポイントです。南面からの日の光を採り込んだLDKは、狭小地とは思えない気持ちの良い空間が広がります。板張りの天井やタイル、塗装した床など、施主様自身が手を加えることで、思い描いたイメージに仕上がりに。

中庭と繋がる平屋風の住宅

平屋風の家の施工事例は、大開口で中庭と繋がるLDKを設けた間取りです。板張りの天井が軒にもつながっており、内と外の繋がるのびやかな空間を感じさせます。平屋でも勾配天井にすることで、開放感をもたせることを可能にしました。

まとめ:カリフォルニアスタイルの家で理想の暮らしを実現しよう

カリフォルニアスタイルの家は、明るく開放的な空間と自然と調和したデザインが特徴です。広い窓やカバードコート、ウッドデッキなど、ナチュラルな素材を多用し、屋内外をつなぐレイアウトが理想のスタイルを実現します。
自然な色合いにアクセントカラーや観葉植物を取り入れ、よりカジュアルな雰囲気を演出してみてください。ぜひ自分らしい理想のカリフォルニアスタイルの家で、心地良い素敵なおうち時間を過ごしましょう。

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