「ジギングで巨大イカ狙い!」敦賀沖タルイカジギング釣行で5kg本命キャッチ【福井】
11月ごろから福井県でスタートしたタルイカジギング。日ムラはあるものの、良い日にはそこそこ釣れている様子だったので、福井県・敦賀出船の遊漁船を予約した。釣行日は12月10日。
タルイカジギングへ出船
受付を済ませて、いざ乗船。今回は左舷側真ん中辺りが釣り座だった。規定の時間になり、周りの釣り船も同時に出船した。1時間ほど走ってポイントに到着。船長がパラシュートアンカーを投入して準備をする。
ほどなくして開始の合図がアナウンスされた。タナは50〜100m前後とのアナウンス。スッテは、バスデイのタルスピード200gをチョイス。グローとチャートのカラーを選択した。いざ投入し落としていると、早くも船中でヒットコール。50mでヒットしたとのこと。
船中ファーストヒットは惜しくもバラしてしまったようだったが、早々の反応にやる気が上がった。50mから下げながら誘ってみる。ここ最近の傾向として、ふわふわとゆっくりめの誘いが良いとのことだったので、止めの時間も入れながらゆっくりと誘う。
5kgクラス本命浮上
80m辺りでゆっくり誘いを入れ、テンションかけながらゆっくりサオ先を下げていくと、カツッとアタリとともにフォールが止まった。すかさずアワセを入れると、ロッドに重量感が伝わった。
タルイカはツガイ(2匹)でいることも多いため、ヒットした深さをすぐさま周りに伝える。すると後ろでもヒットコールが。船中ダブルヒットとなった。大型サイズ特有のロングランがないが重量感を楽しみ、無事にギャフ入れ成功。5kgクラスでタルイカとしては小型だったが、取りあえずキャッチできた。
もう1人もキャッチできたようで、ヒットカラーは2人ともチャートグローだった。そこから周りも活気づき、カラーを変えたりタナを変えたりと工夫しながら誘っていく。時折ティップにコツッと伝わるアタリがあるものの、なかなか乗らない。周りではスルメイカが釣れていたので、おそらくスルメイカが触っているのだろう。
しばらくアタリもなく渋い時間が続き、ラスト1時間のアナウンス。諦めかけていたころ、ふわふわとゆっくり誘い上げている時にアタリがありヒット!そこそこの重量もあり、これはタルイカか。だがあと5mまできたところで、惜しくもバラしてしまった。
重量感を堪能
貴重なアタリをバラしてしまったところでタイムアップ。結果としては1匹キャッチのみで終わったが、タルイカ特有の重量感を楽しめた。タナの探り方やカラーセレクトで釣果が分かれやすいタルイカジギング。周りと情報を共有しながら釣るとなお良いと思う。
今回使用したタックルは、スロージギングロッド4番にジギング用ベイトリール、PEライン2号にリーダー12号。青物狙いのタックルを十分流用できるタルイカジギング。10kg、20kgの特大サイズも十分に可能性があるのでぜひ皆さんも夢の大物を狙ってみてほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年1月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。