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新『アメリカン・サイコ』主演に『デューン』オースティン・バトラーが決定 ─ かつてクリスチャン・ベールが演じた

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2000年製作、クリスチャン・ベール主演のサイコ・ホラー『アメリカン・サイコ』の再映画化で、『エルヴィス』(2022)『デューン 砂の惑星PART2』(2024)のオースティン・バトラーが主演を務めることがわかった。米が報じている。

既報によると、監督は『君の名前で僕を呼んで』(2017)や『チャレンジャーズ』(2024)の名匠ルカ・グァダニーノ。2000年の映画をリメイクするものではなく、ブレット・イーストン・エリスによる原作小説を新たな解釈で映画化する作品となる。脚本は『コンテイジョン』(2011)や『サイド・エフェクト』(2013)などのスコット・Z・バーンズが執筆した。

バトラーが演じるのは、一流投資会社の副社長であるパトリック・ベイトマン。容姿端麗で社会的地位に恵まれ、裕福な暮らしを送り、美しい婚約者との結婚を控えているが、実は日々の仕事と生活に疲弊しており、心の闇に突き動かされるまま殺人に手を染めていく。原作は80年代のニューヨークが舞台だが、新映画版の設定がこれを引き継ぐかは不明だ。

2024年10月に再映画化の第一報が以降、2000年版でベールが怪演したベイトマン役のキャスティングには大きな注目が寄せられていた。一時は『プリシラ』(2023)のジェイコブ・エロルディが候補に挙がっているとの噂もあったが、実現に至らなかったか、あくまでも噂にすぎなかったようだ。

『サスペリア』(2018)や『ボーンズ アンド オール』(2022)を手がけたグァダニーノにとって、今回はホラー/スリラーに3度目の挑戦。今回の報道では、原作や2000年版の風刺的なホラーよりも、むしろエロティックな側面に着目する可能性があるとも、主人公パトリック・ベイトマンを以前とは異なる解釈で描く可能性があるともいわれている。

なお、グァダニーノはダニエル・クレイグ主演のDC映画『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』も準備中とおり、同作が完成したのちに『アメリカン・サイコ』を製作する予定だという。しかしながら、ほとんど1年に1本以上のペースで新作を発表している今、本作のお目見えも遠すぎる未来ではないだろう。

今後、グァダニーノはクレイグとの初タッグとなった『Queer/クィア』が2025年5月に日本公開予定。ジュリア・ロバーツ&アンドリュー・ガーフィールドら出演のスリラー映画『アフター・ザ・ハント(原題)』のポストプロダクション(撮影後作業)が進行しているほか、ジョシュ・オコナー&レア・セドゥ出演『Separate Rooms(原題)』も撮影準備中。

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