【播磨・姫路】花だより2025 満開のぼたんやチューリップ、ネモフィラなど花の季節到来
播磨の春はあちこちで色とりどりの花が咲き揃う。なかでも兵庫県立フラワーセンターや播磨科学公園都市のチューリップは若い女性に人気。また、姫路城三の丸西高台の千姫ぼたん園は日本城郭の中でも随一の株数を誇る。
【古法華春祭り】(4月13日9時~12時、加西市・古法華寺周辺)
無病息災、家内安全を祈願する山伏護摩供養ほか、地元中高生らが巫女に扮した「清めの行列」、日本最古といわれる石仏の御開帳などが行われる古式ゆかしい伝統行事。境内の枝垂桜が見ごろを迎え、祭りに華を添える。
【オープンガーデンinしんぐう】(~13日、10時~16時、たつの市新宮地域)
チューリップやネモフィラ、ハナミズキなど、新宮地域の住民が丹精込めて手入れした自慢の6花壇を一般公開する。12日はたつの観光大使が花壇を巡回して来場者との記念撮影に応じるほか、「ちづちゃんの花園」では11時~15時、チューリップコンサートやマルシェも開催。4つの対象花壇を廻ってスタンプを集めると抽選で20人にガーデニングにも使えるエプロンを贈るスタンプラリーも30日まで実施している。
【千姫ぼたん祭り】(19日10時半~16時、姫路城三の丸西高台)
世界遺産・国宝姫路城の千姫ぼたん園で約1千株の牡丹が4月中下旬からゴールデンウイークにかけて一斉に咲く。イベント当日は開園セレモニーの後、園内特設舞台で日本舞踊や太極拳演武、甲冑隊と忍者ショー、フラダンスなどが続く。地元出身の演歌歌手・城山みつきさんや大衆劇団・姫千乃丞一座も出演する。弁当や飲料の販売もあるので、ぼたんの大輪を眺めながらのランチもおすすめ。入園無料。
千姫ぼたん園に咲く百花の王・ぼたん
【チューリップまつり】(〜20日、9時~17時、兵庫県立フラワーセンター)
園内各所で全300品種14万球のチューリップが見ごろを迎え、普段はなかなか見られない希少品種などを紹介する。5月18日まで、大温室で「春のベゴニア展」を同時開催。5月3日〜5日は、芝生広場で地元中高生や吹奏楽団による音楽コンサートも。大人500円、高校生以下無料、70歳以上250円。
【光都チューリップフェア】(9時~17時、光都チューリップ園)
白や紫のチューリップが開花し始め、現在は七分咲き。つぼみの区画もあり、これからまだまだ楽しめそう。花畑に描かれたフラワーアートにも注目。入園無料。