【八街市】公民館ロビーがアート空間に!「やちまたアートピット」で巡る多彩な作品
八街市中央公民館ロビーに、同市と関わりのある芸術家の作品を展示する「やちまたアートピット」が話題を呼んでいます。同市在住の芸術家で構成される「八街市の文化芸術振興を考える会」の協力で、3カ月ごとに作品が変えられています。
ゆかりのある作家 3カ月ごとに新展示
2011年から八街市役所ロビーに「芸術作品展示」を、19年からは「やちまたアートピット」として中央公民館ロビーにアート作品を展示しています。
市にゆかりのある作家や、その作家たちとつながった作家たちの活動成果を発表する場を設け、市民に良質のアート作品を身近に鑑賞できる機会を提供し、市民の文化芸術への関心と理解を深め、市民憲章に掲げる「郷土を愛し、文化のかおり高いまち」づくりへの取り組みの一環となります。
展示作品は洋画、日本画、彫刻、陶器など。
市内在住で、これらを専門とする作家5人からなる「八街市の文化芸術振興を考える会」が、展示する作家を推薦します。
絵画や彫刻、陶芸など 平面・立体作品展示
市民に良質な作品を存分に鑑賞してもらうため、年間4人の作品を3カ月ごとに展示しています。
24年4〜6月は陶芸家・神谷紀雄氏の『鉄絵銅彩秋海棠文壺』(陶器)。
7〜9月は作家・秋山保久氏の『色彩ロール』(アクリルミクストメディア)で和紙と寒冷紗(かんれいしゃ)にアクリル絵の具で制作。
10〜12月は画家・西禮子氏の『明日』(絵画・油彩)を展示しました。
25年1〜3月は画家・大木綾氏の絵画・油彩の『よりどころ2』。
4〜6月は版画家の戸村次男氏の『「ニ」クラシサバカリガツノル』(版画)と、「卍ブロック積み木」(立体)を展示予定です。
自動車レースで車両を整備する場所を「ピット」と呼びますが、八街市教育委員会社会教育課によると、展示場所は廊下から見ると小さなくぼみに見えることから、「やちまたアートピット」と名付けたとのこと。
中央公民館を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
場所/八街市中央公民館
住所/千葉県八街市八街ほ796-1
開館時間/午前9時~午後9時
休館/月曜日
(問い合わせ)
電話番号/043-443-3225 八街市中央公民館
電話番号/043-443-1464 八街市社会教育課