宮谷小6年阿左美さん スノボ全国大会で優勝 菊地区長を訪問
西区の宮谷小学校6年の阿左美逢夢(あむ)さんが、第43回JSBA全日本スノーボード選手権KENBIKICUP(3月6日〜19日/福島県会津高原たかつスキー場)のスロープスタイル競技U-15男子で優勝し4月25日、菊地健次西区長を訪問した。
職員に拍手で迎えられた阿左美さんは、菊地区長から花束と記念品を手渡された。菊地区長は「動画でプレーを見たが、素晴らしかった。中学生も出場する15歳以下の部での優勝はすごい」と賛辞を贈った。阿左美さんは、9歳の時に同大会のクロス競技で優勝したが、スロープでは初。「昨年も、スロープで決勝出場が決まっていたけど、ケガで出場できなかった。今年、初の決勝でやっと優勝できてすごくうれしい」と明るい笑顔で喜びを話した。
目標はオリンピック
阿左美さんが父・隆彰さんに連れられて初めてスノーボードをしたのは3歳の時。プレーをするのが楽しくて、小学1年頃には毎週末、練習に行くようになった。シーズン中は栃木県のハンターマウンテンスノーボードスクールが主な練習場に。雪のないシーズンは鶴見区のスノーヴァ新横浜や千葉の人口芝のジャンプ場に通い、練習を積む。母・香さんは「練習メニューも自分で決めている。年間を通して週末に家にいることは1度もない」と苦笑いする。
これまでスノーボードで得た賞状は約30枚。将来の目標を問うと「オリンピックや世界で活躍できる選手になりたい」ときっぱり。2030年の冬季五輪を目指し、できることを積み重ねる。