『クレイヴン・ザ・ハンター』米配信リリースが好調、Apple TVでランキングNo.1に輝く
ソニー・ピクチャーズ製作のマーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』が、米国では1月14日より配信リリースとなった。滑り出しは上々のようで、米AppleTVではチャートのNo.1を一時獲得したという。
米公式Xアカウントでは、Apple TVでの首位獲得の報告、および観客への感謝を表す言葉とともに、「間違いない……クレイヴンを求める心は本物だ」とのコメントが添えられている。
It’s clear… the kravin’ for Kraven is real.
Thank you for making the #1 movie on ! Watch Aaron Taylor-Johnson as the world’s greatest hunter this weekend – now on Digital.— Kraven The Hunter (@KravenTheMovie)
配信リリースでの好調は、劇場興行で苦戦した本作にとって大きな前進だ。コミック『スパイダーマン』シリーズからのスピンオフとなる『クレイヴン・ザ・ハンター』は、製作費1億2,000万ドル前後を投じ、今もっとも注目される俳優アーロン・テイラー=ジョンソンを主演に起用しながら、米国興収2,475万ドル、全世界累計興収6,084万ドルという厳しい成績に終わっていた。ソフトやストリーミングの展開で、今後いかに挽回できるかが作品やフランチャイズとしてはひとつの鍵となる。
現在、ソニー製作の『スパイダーマン』スピンオフ作品群は『クレイヴン・ザ・ハンター』をもって一区切りともいわれており、今後の目処は立っていない。しかし、配信での需要が高いことがわかれば、現在製作中であるスパイダーマン・ノワールの実写ドラマ「スパイダー・ノワール(原題)」をはじめとする配信展開が加速することもありうるだろう。
『クレイヴン・ザ・ハンター』の日本におけるソフト・配信リリース時期は未定。