八千代市が本拠地の社会人野球クラブチーム「八千代Ageベースボールクラブ」
社会人になっても野球を続けたいという希望に応えて、いくつかのサポート企業を集めて一つの野球チームができました。
卒業後も野球を続けていける環境を
高校や大学で野球に打ち込んだ後、プロや企業チームに入れる選手はごくわずか。
「続けたいという情熱を持っている選手は多い。彼らに社会人としても、野球人としても成長していける環境を用意してあげたい」。
その思いから4年前に代表の佐藤秀樹さんが同志数人と立ち上げたのが「八千代Ageベースボールクラブ」です。
一企業でチームを維持するのは困難なのが現実。
そこでいくつかのスポンサー企業を集めて1つのチームを発足させました。
その企業に入社が決まればチームの一員として野球が続けられます。
現在23名が在籍し、選手たちは「野球と仕事との両立に多少の大変さはあっても、この環境は恵まれている」と感謝しながら、仕事が終わった後や休日に練習に励んでいます。
地域にもっと知ってもらいたい
また地域への貢献も大切にしていることの一つ。
市内の祭りやイベントでの出店、設営の手伝いなどには積極的に関わり、新川の船遊びでは参加者を乗せ、こぎ手として活躍しました。
そしてこのチームの持ち味は自分を自由に表現できること。
一球入魂、若さあふれるアグレッシブなプレースタイルが魅力です。
「八千代にこんなチームがあることを知って市民に応援してもらえたら」と佐藤さん。
昨年は、第35回JABA一関市長旗争奪クラブ野球大会でチーム発足後、初めての優勝。
6月14日からは「クラブ選手権千葉県大会」が始まります。
八千代市から千葉県代表として、全国大会に出場することが目標です。
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