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志摩スペイン村パルケエスパーニャは、新フラメンコショー「カンデラ」を、2025年2月8日（土）から上演しています。

【フォトギャラリー：志摩スペイン村フラメンコショー「カンデラ」公演写真】

若者たちの苦悩と真実の愛を踊るフラメンコショー

スペイン人のダンサーが本格的なフラメンコを披露する、パルケエスパーニャのフラメンコショー。今期は「カンデラ」と題し、ストーリー仕立てのフラメンコを公演します。

演出・振付・構成は、昨年に続き、スペイン舞台芸術の世界で高い評価を得ている舞踏家・振付師のダニエル・ドーニャ氏を起用。

スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャの古典的名作「恋は魔術師」をリメイク。ロマの娘カンデラの恋の行く末を描いたバレエ作品「恋は魔術師」から着想を得た情熱的なフラメンコショーを繰り広げます。

自由な真実の愛を求めるストーリー

古い慣習と自由な恋愛のはざまで葛藤する若者たちの苦悩を描くフラメンコショー。

ショーは、カンデラとホセの結婚式から始まります。家同士の都合で作られたもので、真実の愛ではありません。

カンデラの真実の愛の相手とは、カルメロでした。カンデラによる悩ましい愛の踊り。結婚式から、夢と現実が交差する愛の世界へと移ろっていきます。

ルシアは呪い（まじない）の踊りを披露。呪術を通じてルシアの真実の愛の相手ホセを魅了していきます。

カルメロとカンデラ、ホセとルシアのデュオの踊りで、真実の愛の勝利を示します。さらに村人たちも踊りに加わり、4人の真実の愛を祝福します。

フィナーレでは、新郎新婦の幸せあふれる雰囲気の中で、アルバイシンのファンダンゴを、フラメンコスタイルで歌い踊ります。

フォトタイムが登場

通常は撮影禁止のショーですが、今年はラストに撮影可能シーンが加わりました。

ダンサーがポーズを取ってくれるだけでなく、このシーンでしかみられないフラメンコも披露。情熱的で迫力のあるダンスを記録としても残すことができます。