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沖縄に行ったら、絶対に食べたい「沖縄そば」10選。地元の人たち推しはどこ?

さんたつ

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沖縄に行ったら絶対に食べたい「沖縄そば」。でも、お店がありすぎて……。どこもおいしいけれど、せっかくならここ!というお店に行きたい。沖縄を知りつくした現地在住のライターさんや地元のお店などの方々に、“推しそば”を教えてもらいました。うわ~、お腹がすいてきた~。

ゆうなみ 坂下店

シンプルに潔く地域の愛されそば『玉家そば』【南城市】

ソーキ(豚のあばら肉)と三枚肉が一つずつのったミックス(大)800円。

「こだわりがないのがこだわり」という店主。麺、スープ、具材をバランスよくおいしく作られた一杯は、シンプルながらまた食べたいと思わせる、飽きのこない味わい。地元で根強く愛される老舗に一度は足を運んでみては。

ここが推し!

コシのある細麺に絡むあっさりスープ、トロトロのソーキ。これぞ正統スタイル!
(建築士・普久原朝充〈ふくはらときみつ〉)

『玉家そば』店舗詳細

玉家そば(たまやそば)
住所:沖縄県南城市大里古堅913-1/営業時間:10:30~15:00/定休日:無/アクセス:那覇空港から車30分

器上のイリュージョン、ネオ・沖縄そば『貝出汁沖縄そばキセキ.浦添本店』【浦添市】

定番人気ナンバーワン! 貝出汁そば990円。

香り豊かな貝出汁スープとクリーミーな豚骨白湯をブレンドしたスープに、つるもち生麺が相性抜群。揚げゴボウや黒きくらげ、赤玉ねぎなど栄養も満点だ。あさりご飯もあわせてどうぞ。

ここが推し!

クリーミーだけどあっさりしたスープが、とにかくおいしい。
(ライター・三好優実)

『貝出汁沖縄そばキセキ.浦添本店』店舗詳細

貝出汁沖縄そばキセキ.浦添本店
住所:沖縄県浦添市仲間3-22-5/営業時間:11:00~15:00LO/定休日:火/アクセス:沖縄都市モノレール浦添前田駅から徒歩11分

屋我地の風と無添加あぐー出汁の癒やし『沖縄そばと地魚料理 上原そば』【名護市】

上原そばセット1400円は小鉢や刺身、デザートにコーヒー付き。

全粒粉にカツオ節を練り込んだ自家製麺と無添加あぐー出汁スープには、ミネラル豊富な「屋我地(やがじ)の塩」が使われ、味わい深い。屋我地島の大らかな景色を眺めながら、隅々まで絶品なそばを食べるという贅沢をぜひ。

海と空、広がる田園風景の安らぎに長居をする人も多い。

ここが推し!

秘密感のあるロケーションと、うまうまジューシー肉&つるしこ麺。
(『旅の手帖』編集長・山口昌彦)

『沖縄そばと地魚料理 上原そば』店舗詳細

沖縄そばと地魚料理 上原そば
住所:沖縄県名護市饒平名498-3 2F/営業時間:11:00~16:00/定休日:木/アクセス:那覇空港から車1時間25分

“いまいゆ(新鮮な魚)”が見せる七変化『帆掛そば』【うるま市】

地元の海で獲れた魚の旨味が一杯に濃縮。帆掛きそば(並)1000円。

店主の愛船「出汁丸」で自ら釣り上げた鮮魚などを掛け合わせ、開店直前に完成するスープは、まさに一期一会の味わい。県産の小麦「島麦かなさん」を配合した喉ごしのいい特製麺、食べごたえのあるお肉、どれもが主役級だ。

店内中央には、帆掛けサバニ船や「本日の魚」を記した黒板が。

ここが推し!

その日限りの滋味深いスープを一滴残さず楽しんで!
(ライター・喜屋武〈きゃん〉ゆうな)

『帆掛そば』店舗詳細

帆掛そば(ふーかきそば)
住所:沖縄県うるま市宇堅7/営業時間:11:00~売り切れ次第終了/定休日:水(火・木は不定休)/アクセス:那覇空港から車55分

古民家で味わう奥深いひととき『沖縄そばの店 しむじょう』【那覇市】

大きなソーキが別添えで、もずく酢もセットの本ソーキそば1000円。

築70年の古民家で本格派のそばをいただける大人気店。丁寧に仕込んだ透明のスープは、さっぱりとしたなかにコクがあり、やわらかく煮込まれたソーキが大満足の一杯。売り切れる前に、開店時間をめがけて行くのがおすすめ。

風が通り抜ける気持ちのいい古民家。食後は庭の散策も忘れずに。

ここが推し!

癒やしの空間と格別のそばに心も体も満たされます。
(琉球舞踊家・髙里風花さん)

『沖縄そばの店 しむじょう』店舗詳細

沖縄そばの店 しむじょう
住所:沖縄県那覇市首里末吉町2-124-2/営業時間:10:45~売り切れ次第終了
/定休日:火・水/アクセス:沖縄都市モノレール市立病院前駅から徒歩8分

ガジュマルの木×海ぶどう器の中は緑いっぱい『そば処 夢の舎』【本部町】

4種の小鉢とぜんざい、マンゴージュースが付いたスペシャルは2850円。

本部町の山道を進むと現れる古民家。木が生い茂る森の澄みきった空気のなかで食べられるのは、琉球料理伝承人に認定された店主が作る手打ち麺のそば。その味と店主の温かさに、何年も通い続けるファンが多い。

ここが推し!

自然の中で味わう一杯が強く記憶に残っています。
(『森の巣箱』シェフ・佐藤雄治さん)

『そば処 夢の舎』店舗詳細

そば処 夢の舎
住所:沖縄県本部町古島794-2/営業時間:11:00~17:00/定休日:月~木/アクセス:那覇空港から車2時間

バランス感覚がすごい! 沖縄そば最前線『沖縄そば ニューロイヤル』【うるま市】

三枚肉、ソーキ、軟骨ソーキ、ゆしどうふ入りのロイヤルそば1000円。

開業2年目にして、店主のおばぁの味を受け継いだそばが地元客に大好評! 出汁のバランスが絶妙なスープとやわらかく大きな具材は、満足度が高い本格派。自家製のゆず胡椒やシークヮーサー酢など薬味が豊富で、味変も楽しい。

ここが推し!

新しくも懐かしいような出汁と生麺が最高です。
(「読谷〈よみたん〉さんご畑」・金城寿気也〈じゅきや〉さん)

『沖縄そば ニューロイヤル』店舗詳細

沖縄そば ニューロイヤル
住所:沖縄県うるま市喜仲1-7-5/営業時間:11:00~14:30LO・18:00~20:30LO(土・日・祝は10:30~14:30LO)/定休日:火/アクセス:那覇空港から車1時間

超迫力! 豚があなたを待っている!『お肉の店 仲村』【浦添市】

ソーキ、てびち(豚足)、三枚肉が盛りだくさんのスペシャルそば(大)1280円。

肉屋ならではの、毎日仕入れて店内で解体する新鮮な豚肉を使った地元の有名店。豚食文化の島・沖縄を存分に感じながら食べるインパクト大のそばは旅の思い出になること間違いなし。店員のアットホームな雰囲気も大きな魅力だ。

ここが推し!

ソーキは豪快に手でいこう! 食のエンタメです!
(ライター・長濱良起)

『お肉の店 仲村』店舗詳細

お肉の店 仲村
住所:沖縄県浦添市仲西1-19-5/営業時間:11:30~15:00/定休日:日/アクセス:那覇空港から車20分

おともに欠かせないフーチバーを堪能『麺処 てぃあんだー』【那覇市】

デトックス効果が期待されるフーチバーを練り込んだ麺は、むちっとした歯ごたえ。

「人生は一度きりだから」と脱サラ後、すべて独学で開業。イチオシは、生地にフーチバー(ニシヨモギ)の葉を練り込んだ「ふーちばーそば」(中)930円。一日30食限定だ。トッピングされた三枚肉はプルプルとやわらかく、しっとり。

ここが推し!

体の中にたまっていた毒素がすっきり抜けていくような感覚に。
(ライター・舘 幸子)

『麺処 てぃあんだー』店舗詳細

麺処 てぃあんだー
住所:沖縄県那覇市天久1-6-10/営業時間:11:00~売り切れ次第終了/定休日:月・火/アクセス:沖縄都市モノレールおもろまち駅から徒歩15分

麺も選べてトロトロてびちに大満足!『ゆうなみ 坂下店』【那覇市】

ぷるっとやわらかく、ビッグサイズのてびち2個入り。てびちそば950円。

栄町市場近くの店。細麺、平麺、よもぎ麺の3種から選べる自家製の生麺は弾力があり、上品なカツオ出汁スープと味の染みた具材にベストマッチ。夜21時まで開いているのがうれしく、飲んだ締めになんて楽しみ方もできる。

ここが推し!

てびちそばが絶品! 気分で麺を選べるのも楽しみです。
(『COFFEE potohoto〈ポトホト〉』店主・山田哲史さん)

『ゆうなみ 坂下店』店舗詳細

ゆうなみ 坂下店
住所:沖縄県那覇市松川301-15/営業時間:11:00~20:45LO/定休日:無/アクセス:沖縄都市モノレール安里駅から徒歩12分

取材・文・撮影=松本佳恵、花城綾子、舘 幸子、長濱良起
取材・文=喜屋武ゆうな、三好優実
『旅の手帖』2025年6月号より

この記事に関連する書籍

旅の手帖 2025年6月号

南国イメージだけでなく、世界遺産のグスク(城)、沖縄独自の海の環境、深い森やんばる、建築、市場、そして信仰。地元の人たちと同じように、受け継がれてきた伝統や文化を感じながらのんびり過ごす、大人の旅を提案します。

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