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J1昇格組は開幕5試合で勝ち点5以上なら残留の法則 清水、横浜FC、岡山の命運は?

SPAIA

ファジアーノ岡山の木山隆之監督,ⒸSPAIA

清水は勝ち点8、横浜FCは勝ち点4、岡山は勝ち点7

2025年のJ1リーグは開幕5試合を消化した。アジアチャンピオンズリーグに出場しているクラブは日程の関係で4試合しか終えていないが、ここまでの暫定順位は鹿島アントラーズが4勝1敗の勝ち点12で首位、湘南ベルマーレはJ1で唯一無敗の3勝2分けで勝ち点11を積み上げ、2位となっている。

一方、リーグ3連覇を狙うヴィッセル神戸と名門・横浜F・マリノスは3分け1敗で勝ち点3、名古屋グランパスは2分け3敗で勝ち点2と出遅れており、今年は波乱含みのシーズンとなりそうだ。

そんな中、気になるのが今季からJ1昇格した清水エスパルス、横浜FC、ファジアーノ岡山の3チーム。Jリーグ創設時から参加している「オリジナル10」の清水は2勝2分け1敗の勝ち点8で7位、2年ぶりにJ1復帰した横浜FCは1勝1分3敗の勝ち点4で15位、J1初昇格した岡山は2勝1分け2敗の勝ち点7で9位となっている。

毎年まことしやかに囁かれる「開幕5試合で勝ち点5の法則」をご存じだろうか。J1リーグが18チームになった2005年以降、J1昇格組が開幕5試合で勝ち点5以上を獲得すれば残留、逆に勝ち点4以下だったチームは降格する例が圧倒的に多いのだ(2020年は新型コロナウイルスの影響で降格自体がなくなったが、柏レイソル、横浜FCともに残留圏の順位でシーズン終了)。

ジンクス破ったのはわずか3チーム

2020年を除いて、のべ51チーム中48チームは「法則」通りの結果だった。ジンクスを破ったのはわずか3チームしかない。

2017年の北海道コンサドーレ札幌は5試合を終えて勝ち点4だったが、終盤の6試合で5勝を挙げて11位で残留。夏に元イングランド代表FWジェイ、タイ代表のチャナティップ、石川直樹を獲得し、ジェイが14試合で10得点と期待に応える大活躍を見せたことでチームも出遅れを挽回した。

2022年のジュビロ磐田は第5節終了時点で勝ち点5を挙げていたが、夏場に4連敗を喫するなど低迷したため伊藤彰監督が解任。悪い流れは止まらず最下位に沈み、昇格1年でJ2に逆戻りとなった。

2024年の東京ヴェルディは開幕5試合を3分け2敗と出遅れ、第5節終了時点で勝ち点3だったが、第4節から14節までの11試合を3勝8分けと負け知らずでじわじわ上昇。第28節から4連勝をマークするなど勝ち点を積み上げ、最終的には6位でフィニッシュした。

今季も「法則」通りなら清水と岡山は残留、横浜FCは降格ということになるが果たして…。12月6日の最終節まで推移を見守りたい。

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記事:SPAIA編集部

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