やせる食事にプラスしたい『塩麴酢キャベツ』の効果とは!?食べすぎを防止&リセットしよう【1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法】
『塩麴酢キャベツ』で食べすぎ防止&食べすぎをリセット
やせる食事にぜひプラスしていただきたいのが「塩麴酢キャベツ」です。食物繊維が豊富なキャベツは、消化に時間がかかり、胃に滞在する時間が長いので、満腹感が長持ちしますし、無駄な食欲も打ち消してくれます。また、食前に食べることで糖の吸収を遅らせてくれるため、血糖値が急激に上昇するのを抑えてくれるメリットも。キャベツ特有の成分であるキャベジン(ビタミンU)は、胃酸の分泌を抑えて、食べすぎ飲みすぎで弱った胃の粘膜の修復を助けてくれます。
酢には、酢酸やクエン酸が含まれ、疲労回復、肩こり、高血圧、動脈硬化などの予防に効果があります。クエン酸は、食べ物からエネルギーをつくり、老廃物を体内に残さないように働いてくれます。
塩麴は、塩、水、米麴からつくられるため、塩の代わりに使います。うまみ成分で酢キャベツの味をまろやかにし、食べやすくなるのが魅力の1つで、減塩にも役立ちます。
塩麴酢キャベツを食べることで腸内環境が整い、腸でビタミンB群の一部を合成し、糖質や脂質を分解してくれます。それにより、肌の調子もどんどんよくなります。
キャベツに含まれるビタミンCは熱に弱いため、生のまま食べるのがおすすめです。酢はいろいろなものが出回っていますが、身近な穀物酢や米酢でOK。作ったら3日以内に食べきりましょう。
「キャベツ」「酢」「塩麴」全てが腸に効く!
塩麴、酢、キャベツは、とにかく腸内環境をよくしてくれるスーパー食材。腸内が整うと免疫力アップ、脂肪燃焼、美肌にも繋がるといいことずくめなんです。
ムダな食欲を消す「キャベツ」
注目の成分:食物繊維/ビタミンC
キャベツには不溶性食物繊維が豊富。腸内の有用菌を増やすので、腸内環境を整えます。腸のぜんどう運動を活発にして、お通じをよくします。
疲れを癒やす「酢」
注目の成分:酢酸、クエン酸などの有機酸
体の疲労回復を促し、神経の疲労予防、肩こりの防止に。そのほか、高血圧予防、動脈硬化予防、糖尿病予防にも効果があります。
減塩効果「塩麴」
注目の成分:ナトリウム
水、米麴、塩でつくられる調味料。ビタミン類を生成し、肌の代謝を促進。うまみ効果で味がまろやかになり、塩分のとりすぎも防止。ナトリウムの効果で野菜がしんなり食べやすくなります。
塩麴酢キャベツの作り方とおすすめの食べ方
・食前に食べれば血糖値の上昇が緩やかに
・生のまま食べて善玉菌を増やす
材料(4食分)
キャベツ …………………………………… 1/8個
A
酢(穀物酢、米酢どちらでも好みのもの)270㎖
水 ……………………………………… 180㎖
砂糖 ………………………………… 大さじ3
塩麴 ………………………………… 大さじ2
赤唐辛子の小口切り …………… ふたつまみ
作り方
1. 鍋にAを全て入れて加熱する。砂糖を溶かして2分で火を止める(塩麴は粒が残っていてOK。酸味が苦手な場合は酢の香りが飛ぶまで加熱する)。
2. キャベツは2cm幅のざく切りにする。
3. 1.の粗熱がとれたら保存容器に入れ、2.を加えて浸す。冷蔵庫で2時間ほど置く。
【出典】『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』著:管理栄養士 菊池 真由子