酒米使ったアクセサリーで「日本酒に親しみを」 妙高市の酒店「酒のカワカミ」が発売
新潟県妙高市関山の酒店「酒のカワカミ」は2025年5月、酒米を使ったアクセサリーを発売した。水滴をイメージした2種類のデザインのピアスとイヤリングで、酒を飲まない人にも「親しみを持ってほしい」と思いを込めたアイデア商品だ。
《画像:酒のカワカミで販売している酒米を使ったピアスとイヤリング》
創業53年になる同店は、2020年に2代目の川上裕介さん(35)が創業者の祖父から継ぎ、リニューアル。古道具を取り入れたレトロな雰囲気の店内に、県内のカップ酒100種類以上をそろえ、地元酒蔵と開発したオリジナルの日本酒の販売も行っている。
《画像:カップ酒100種類以上などがそろう店内》
日常的に酒をたしなまない人や、飲めない人にも店に足を運んでもらいたいと、カフェを併設しているほか、川上さんの趣味を生かし、コケを使ったインテリアの「コケリウム」のワークショップや縁日イベントの開催、雑貨販売など多彩に、酒に触れる機会を提供している。
《画像:併設されているカフェスペース。コーヒーや人気のあげパンを提供》
《画像:カップ酒の空き瓶を活用した「コケリウム」(酒のカワカミ提供)》
アクセサリーもその取り組みの一つとして考案した。同市下町の君の井酒造の協力で、同市産の越淡麗、五百万石、越神楽の3品種を使用。レジンの中に酒米を閉じ込め、丸い水滴のような2種のデザインで、コメから酒ができる過程を表現した。いずれもピアスとイヤリングタイプがあり、製作は同店に作品を置いている縁で、地元のハンドメイド作家「3box」が担当した。価格は1200円。
《画像:酒ができる様子をイメージ。台紙には酒米の品種と精米歩合も》
台紙には使用した酒米の品種と精米歩合が表記されていて、選ぶ楽しみもある。川上さんは「お気に入りの酒と同じ酒米や精米歩合を選ぶのも良い。飲めない人も身に着けて楽しんで、話のタネにしてほしい」と話している。今後は箸置きなども販売を予定している。
《画像:今後販売予定の箸置き(1個800円、2個セット1500円)》
営業時間は平日午後2〜8時、日曜、祝日は午前10時から。土曜定休。問い合わせは0255-82-2136( tel:0255822136 )。
《画像:国道18号沿いに立つ》
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