群馬発祥のスーパー「ベイシア」でせんべろに挑んだら、新鮮すぎるシーフードカレーができた!
お~い! 約束通りにちゃんと再開したせんべろだぞ~!! これからは毎月1本は公開していくから、そこんとこヨロシクッ!
で、今回は群馬県発祥、東日本を中心に店舗を展開する「ベイシア」だ。ちなみにベイシアグループの傘下には「カインズ」や「ワークマン」も入っているんだぞ。
そんなベイシアでせんべろに挑んだら、新鮮すぎるシーフードカレーができてしまって、おったまげたよ~ん!!
・今回の購入商品
まずは購入商品からお伝えしちゃうぞい!
■ストロングチューハイ 地中海グレープフルーツ(度数9%) 税込129円
■総菜 セルフ式カレー 税込267円
■切干大根(小) 税込106円
■ひじき煮(小) 税込106円
■うの花(小)税込106円
■ポテトサラダ(小) 税込106円
■ぼんち うに揚げせん 税込119円(30%引き)
■カニ 税込106円
以上8点の合計金額は……
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税別967円(税込1045円)
総菜とカレーを買っちゃってるから、ほとんど料理としては完成しているんだけど、ひと手間を加えて、鮮度を爆上げします! じゃあ最後の最後までちゃんと読んでくれよ! 今回はドラマチックな展開だからなッ!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
お前たち~! 元気か~!!
オラは元気だ、今日はすこぶる体調がイイ! さっきレッドブル飲んだから最高にハイってヤツだ!!
そういえば、髪切ったんだよね~。短髪にして1発目のせんべろ、普段の倍のウザさでやっていくから覚悟しろよ!
青に染めたはずなんだけど、アッという間に色落ちしちゃった。でも、今の髪色も悪くないと自分では思っている。ロマンスグレーってヤツ? 大人の渋味?
カットしてから2週間くらい経ったから、刈り上げ部分は伸びちゃったんだよなあ。
短髪はすぐに切りに行かないといけないのが面倒で、それで今までダラダラと長髪にしちゃってたんだよなあ。まあ、仕方ないか。
そうだ! 今日は久しぶりにアイツを呼んでみるか。今日は最初から呼んじゃうぞ。
「もしもし、ワシやけど。はよ、来い! チンタラしてんじゃないよ!!」
コンコン!
正貫「お呼びで」
佐藤「お~、正貫。元気か? せんべろだぞ。シケた面してんじゃねえ」
正貫「アンタはいつも楽しそうなバカ面してますよね。ノーテンキでうらやましい」
佐藤「ほら、シケた面を近くで見せてみろ。どれくらいシケてるか見てやる」
佐藤「お~い! 見てやってくれ、シケシケの正貫だぞ!」
佐藤「コイツ、正貫! 俺のマブダチ! 最高にシケたシケシケ野郎!」
佐藤「正貫! 少しはニコッとせんかい、ワレ! ワシを見習って元気だせ、ヒャーッハッハッハ!」
正貫「脳みそ空っぽだと、そんな底抜けに知性を感じさせない表情ができるんですね。勢いと雰囲気だけで生きて来たというのは、まんざら嘘ではなさそうですな」
佐藤「ヨシ、もういい帰れ! いつまでいる気だ。仕事の邪魔すんな」
正貫「おめえが呼んだんだろうが」
佐藤「せんべろクッキング始まる前に、30枚も画像を使っちゃったじゃねえか。お前のために使える画像はもうない。早くいけ」
正貫「何のために呼んだんだよ」
佐藤「遊んでないで記事書けよ。低評価レビューが溜まってるんだろ」
正貫「遊んでんのは、おめえだよ」
さて、気を取り直してクッキングを始めましょう。今回の主役はコレ、カニ!! これね、生きてるんですよ。
加熱調理必須とのことなので、調理してありがたく頂きます!
まずはサッと水洗い。油断すると脱走しちゃうから、逃がさないようにして水で洗います。
サワガニかな? 子どもの頃、近くの川で獲った覚えがあるなあ。ザリガニもバケツ一杯に釣って、おかんに「コレ、どうすんの!」って怒られたもんだ。あのザリガニどうしたっけなあ~……。
カニは素揚げにするので鍋に油を入れます。チューッと。
撮影係Yoshio「あれ? 佐藤さん、今、屁こいた?」
佐藤「は? こくわけないでしょ」
Yoshio「こいただろ。ウソつくな」
佐藤「バレたか~! こっそりこいたつもりだったのに~」
佐藤「屁、こきました。メンゴメンゴ!」
Yoshio「腹立つな。ちゃんと詫びろ!」
まあ、いいじゃないの。人間だもの。で、そんなどうでもいいことを話している間に、だいぶ油が温まってきたな。ヤケドしないように気をつけないとね。
アチーッ! ほら、言わんこっちゃない!!
ア~チ~チ、ア~チ♪ 燃えてるんだろか~♪
ア~チ~チ、ア~チ♪ 感じたんだろうか~♪
そういえば、正貫は? あいつどこに行きやがった。呼ぶしかねえか。
「正貫、何やってんねん、はよ来い!」
正貫「なんやねん、また。忙しいんやが」
佐藤「ア~チ~チ~♪」
正貫「何でもいいから、はよして」
佐藤「ア~チ~チ~、あっち向いて~~~!」
ホイ!
佐藤「ナニ!? かわした!」
佐藤「正貫、貴様!」
佐藤「ナニ、よけてんねーーーーンッ!!!!」
正貫「オゴーーーーーッ……」
正貫は星に帰った……。ワシのあっちむいてホイを避けた報いだ。で、カニの水気をしっかり拭いて、油で揚げましょう。
鍋に投入すると、水切りが不十分だったみたいでめっちゃ油が跳ねる。本当にヤケドしないように気をつけないとね。
小さいのでアッという間に揚がった。
キレイに色づいたな、あとで美味しく頂きますよ。
続いてはカレーを準備します。ベイシアといえば、セルフ式のカレーライス詰め放題が有名。税込267円でフタが閉まればOKという、今のご時世で有難いサービスメニューだ。
重さを測ってみると……。
749グラム! 容器の重さが含まれてるけど、かなりの量だ。
ハイハイハイハイ! 749! 749! 749! 749!
7歩進んで~♪
4歩下がる~♪
キューッ(9)!
キューッ(9)!
キューッ(9)!
(これが何を意味しているのか、私は知らない。Yoshioが「こういうのはどう?」と言ってやるように言ったから、ただ全力でやっているだけだ。何なんだよ、コレ……)
ほんで、次はコレね。うに揚げせん、「ぼんち株式会社」の商品だな。ぼんちといえば「ザ・ぼんち」よな。え? Yoshioは知らない?
おさむちゃん……
でーす!!
おさむちゃん……
でーーーす!!!!
え? 知らない? 「そうなんですよ、川崎さん」は?
知らないか。わかる人にだけわかればいいや。
で、そのぼんちのうにせんをカレーに乗せます。
これでOK!
そして今日のメイン、カレーの鮮度を爆上げしてくれる、カニの素揚げ。なにしろ、さっきまで生きてたからねえ、新鮮そのものでした。
揚げたてだから、フレッシュフレッシュ!
ヨシ、これで全部揃いましたよ、今日は早かったなあ。
では早速やりましょうか~!
と、その前にアイツを呼ぶか。
「もしもし? 正貫? はよ、来ーーーい!」
正貫「それ電話じゃないけど、声デカいから、隣の部屋まで聞こえてるがな。なんやねん、何度も何度も」
佐藤「近こう寄れ、せんべろだぞ」
佐藤「いいか、正貫。そこで見ちょれ。ワシが飲むところを」
正貫「ネタじゃなかったら、イカレパワハラ野郎やないか。あひるねこがアンタのことを「未曽有のクズ」と言うのも納得だわ」
佐藤「やっぱ仕事中の飲む酒が1番美味いんだよなあ。じゃあ、さっそく頂きますか~」
佐藤「あれ? 開かん! 昨日爪切ったから、プルタブを起こせん」
佐藤「砂子間さん、開けてください」
正貫「そういう時は丁寧に頼むんだな。まあ、開けてやろう」
正貫「ホレ、開いたで」
佐藤「おおきにやで~!」
佐藤「じゃあ、飲みま~す!」
佐藤「う~ん、ウメエ。これ本当に度数9%? 飲みやすいな、ジュースだ。これで9パーは飲み過ぎてめっちゃ酔いそうだ」
佐藤「まずはカレー。ベイシアのカレーは食べたことあるよ。おうちのカレーみたいな懐かしい味なんだよね」
佐藤「うん、悪くない。この味で267円で、しかも腹いっぱいになれるって、かなりいいよなあ」
佐藤「お次はカニです。頂きますよ」
佐藤「カラっと揚がってるね。塩振り忘れたから味気ないけど、食感は最高です」
佐藤「総菜類も素朴な味つけで美味しい。1人暮らしとかだと、切干大根とか手間でなかなか作れないよね。このサイズで1食106円はちょうどいい。おかずにもツマミにもイケる」
佐藤「う~ん、今日はかなりいいせんべろじゃないかな。なあ、正貫」
正貫「ええんちゃいますか~」
コンコン!
ガチャ!
スタスタ……。
佐藤「お、来たな。前回「続く」で終わったから、今回も来ると思ったんだよな」
正貫「!!!!」
正貫「お前!」
正貫「誰や!!」
正貫「お前ー!」
正貫「誰やーーーッ!!」
正貫「お前お前お前ーーー!」
正貫「誰なんやーーー! ウギャーーーーッ!!!!」
「オッス、オラ、ムラオユカッ!」
正貫「な、な、な……」
正貫「なんだと……」
正貫「ヒィイーーーー!」
正貫「あ、ああ、ああ~……」
佐藤「せんべろ不動のレギュラーの座を、知らない誰かに取られると思って失神したか」
佐藤「正貫、この人、ムラオユカ。何者か、俺も知らん」
ムラオ「こんにちは」
正貫「こんにちは」
コンコン!
佐藤「あれ? 今日はもうほかに来る予定はなかったはず」
ガチャ!
「ホギャア、ホギャア……」
「ホギャア、ホギャア、ホギャア……」
佐藤「なんだ、アイツ!?」
正貫「あの見た目で、赤ちゃんの泣きマネしてる?」
ムラオ「あの人、ヤバい人なんですか?」
佐藤「お前誰や!?」
正貫「誰やーー!」
正貫「誰やーーーッ!!」
ムラオ「どなた様?」
正貫「お前誰やねーん、プギャーーーーーッ!!!!」
「オッス、オラ……」
「地蔵・オブ・ホラー! ドーーーーーーン!!!!!!」
佐藤・正貫・ムラオ「ほげぇえええええ~~~!」
佐藤「地蔵さん、こんにちは」
正貫「こんにちは」
ムラオ「こんにちは」
地蔵「皆さん、こんにちは」
~~~ 続く! ~~~
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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