桐蔭マルシェ、盛況 住民ら1300人が交流
桐蔭学園の敷地内で4月20日、「第4回桐蔭マルシェ─横浜から能登の復興を応援!」が開かれ、約1300人の来場者でにぎわった=写真。
「食とエネルギーの地産地消」をテーマに、桐蔭学園トランジションセンターが主催したもの。「地産地消マルシェ」と題して地場の野菜や加工製品などが幅広く販売されたほか、企業・団体などによるワークショップや物販の「SDGsマーケット」などが開かれた。また学園全体をあげて、フードドライブを実施。多くの寄付が集まった。
そのほか、県立あおば支援学校の生徒によるステージ発表のほか、桐蔭学園の児童生徒らのダンスや演奏、合唱なども披露され、盛大な拍手が送られていた。
来場者からは「桐蔭学園を身近に感じることができて良かった」「地域を巻き込んだ取り組みが素晴らしい」などの声が寄せられた。
能登支援に寄付
会場では能登支援のため、敷地内で採れたたけのこを販売。価格は購入者が決め、たけのこ50本が約30分で完売となるほどの盛況だった。また、地元ベーカリー「プロローグプレジール」とコラボしたマルシェ限定「キリリンパン」の収益の一部や会場での寄付も合わせ、11万2271円の支援金が集まった。支援金は石川県珠洲市の復旧復興事業や今後の防災対策に活用される。