五反田神社、例祭活況 一大行事に生田が沸く
多摩区生田の五反田神社で9月14日と15日、例大祭が行われた。本祭の15日は扇睦会(渡辺文寛会長)による大神輿の渡御があった。担ぎ手として市内外の友好団体や生田中学校卓球部の部員らが駆け付け、約300人が加わった。神輿を担ぎ出す直前には恒例の「木(き)遣(や)り」が唄われ、担ぎ手たちの士気を高めた。
神輿は朝10時に神社を出発すると、担ぎ手のかけ声と共に夕方まで町内を練り歩いた。宮入りでは未来太鼓道場のメンバーが和太鼓で神輿を迎えた。最後に福銭と福餅が振る舞われ、例大祭は幕を閉じた。五反田神社奉賛会の磯野清会長は、「厳しい猛暑の中、皆さんに頑張っていただいたおかげで例祭が大盛況に終わりうれしく思う」と謝辞を述べた。加えて、15日に生田中央商店会が主催してJAセレサ川崎生田支店駐車場で開かれ、例大祭を盛り上げた生田マルシェについてもふれ、「商店会にも感謝する」と話した。