下中たまねぎ 収穫シーズン 地元の味覚、今年も
小田原市の特産品「下中たまねぎ」の収穫が5月20日過ぎに最盛期を迎えた。
市内の下中地区を中心に大正時代から栽培されている「下中たまねぎ」。相模湾の潮風による昼夜の寒暖差が影響し、甘みが強くジューシーな味わいが特徴。
地元農家の石塚明さんによると、今年は冬場の雨が少なく寒さが続いた影響で生育に遅れが見られたものの、4月以降の気温上昇でじっくりと成長したという。収穫量は例年並みを見込んでいる。
収穫が佳境を迎えた5月22日、地域住民ら約30人が集まり、タマネギの収穫を手伝った。収穫したタマネギは選別したのち、箱詰め作業が行われる。
下中たまねぎは地元スーパーのほか、直売所「ポンコツファーム」で6月下旬まで販売中(なくなり次第終了)。営業情報など詳しくはポンコツファームのSNSを参照。